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面白い大阪の政治その4:維新憎いなら誰でもウェルカムな反維新

大阪の政治状況は他から見たらホンマに異質だ。
大阪に住む私でもそれを認める。
でもそれが大半の大阪に住む人にとっては「悪いところが普通に戻った」という印象だ。
そもそも今の大阪悪くなったとほざいているのは反維新や付随するマスゴミやそれに踊らされる愚かな人間だ。
既得権益を奪われたからといって維新改革を受け入れられない悲しい奴らである。

大阪維新の会を立ち上げる前、大阪府議会と大阪市議会は自民公明と民主と共産が仲良しこよしで住民無視の自分達だけの天国を作り上げていた。2008年、橋下徹が大阪府知事に就任すると状況が一変。
これにより橋下についていく者(松井一郎や馬場伸幸など)もいれば、反発して留まり抵抗する者もいた。
抵抗する者たちは所属する党を問わずに「反維新」と呼ばれるようになった。

「反維新」は「維新憎けりゃ誰でもウェルカム」という姿勢だ。
しかしそれぞれの党の色、党議拘束などがあるため、一緒に維新貶しの行動するのは簡単ではない。
そこで彼らがよく使うのが、反維新の党の支援のもとに同じく維新を嫌う企業をメインとした「反維新市民団体」を立ち上げだ。

最近でいえばサクラクレパスの社長や元大阪副知事である狸オヤジが主だって立ち上げた『アップデートおおさか』がある。
これで湧き上がったのは反維新界隈だけで大半の大阪人は冷ややかな目で見ていただろう。
2023年4月の大阪府知事選挙には自称・法学者のオバさんを、大阪市長選には維新をとことん嫌う元大阪市議ババアを擁立するも2人とも惨敗。
特に大阪市長戦には「絶対獲りたい」という信念があったらしく、反維新の力を集結させる為に共産には候補の一本化を要請。自民だけでなく立民の辻元清美や米山隆一といった反維新の国会議員達による応援動画を出したにも関わらず、維新の横山英幸の1/3の票しか取れなかった。(ちなみに府知事候補への応援は皆無)
これで事実上解散状態となった。

反維新は選挙の度に組織名を変えて何度もやるからタチが悪い。
維新に勝てないなら素直に降伏して欲しいものだ。


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