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マンガでやさしくわかるNLP

山崎啓支さんの著書。

 最近、NLPというキーワードを知り、調べてみるとNeuro-Linguisitc-Programとなんとめいかめしくて、何か取っつきやすい本でも有るのかなと書店や図書館をまわってみると、アニメを混じえていかにも読みやすそうな書籍「やさしくわかるNLP」を発見。
 主人公の京橋舞はコーヒー店の店長を任さられ、人間関係の構築の苦闘する。その時に、カフェで出会ったなぞの男性がひとつひとつ問題点を解きほぐしていく。

一番最後のPARTで❝リーダーとして最も大切なこと❞のなかで記されたもの
「自己承認できる人だけが他者承認できる」では

 自分自身は良い悪いは一切ない独自でかけがえのない存在。
誰かと較べてすばらしいというのではなく、良い・悪いを超えた独特の存在。だからこそ尊い  と表現している。

例として
働かざるもの食うべからずの価値観で休日すらのんびり過ごすことに罪悪感を感じて過ごしてきた人が、談笑しながら働く同僚にネガティブな反応を持っていた。

 その時に他人に見えるネガティブな面は自分自身の価値観に過ぎないということ。
 気づかないと行けないのは、その時に
他者(目の前の同僚)は自分を知るための鏡として存在している」ということ。

 結果として、他者を見る目で自分を見て(律して)、その考え方に自分自身を縛り付けている。
 そのことは自分で自分を「価値観という牢獄」に入れてしまっていることだと気づけば開けてくる窓があるはず。

極端な価値を手放すことで自分を認め、その結果目の前の人を認めることができるようになる。

《感想》
 これまでの人生を振り返ってみて、初めて気付かされた。他人を見る目(価値基準)で、自分自身を見ていたことは驚きを持って気付かされた。
 マンガ本と侮るなかれ。である


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