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小学校の音楽・木琴

先日、朝の3時半頃目が覚めると、突然、学校に木琴を持って行ったことを思い出した。起きてから、それを妻に話すと「そう、そう!」と、昔を思い出して彼女も笑顔。


■こぎつねこんこん山の中~

子供たちは皆、家で作ってもらった袋に木琴を入れて登校したが、案外サイズがあるので運ぶのは面倒だった。僕の場合は学校まで30分以上歩いていたしね。

当時の木琴は焦げ茶色だった気がする。布団の中で、そんなことも考えていたら突然、

♪こぎつねこんこん、山のなか~♪ 

のメロディーが浮かんできた。しかも、「山のなか~」の「か~」所でトレモロの様に演奏したことまで思い出して、楽しかった。

■あの頃の音楽教科書

「いや~、あの頃の音楽の教科書はどんな感じだったっけなー」、「もしかして、妻の昔の教科書にあるかもしれない」と探してみたら、ありました!
2018年、妻の実家から出て来たタイムカプセル(ただの紙袋)の一部を捨てずにとっておいたのです(笑)。

小学3年生用。昭和31年12月発行、定価45円。

この表紙と同じものを使ったかどうかは覚えていないが、横長で、表紙をめくると木琴が出てきたのは覚えている。(中央にちらっと見える糸。あの頃の本は総て糸で留めていた。)

目次も見てみよう!

「こぎつね」があるではないか!

僕が使った教科書も、こんな複雑な楽譜だったか分からないが、挿絵はしっかり記憶に残ってます。

「外国曲」とあるので調べてみると、原曲は「キツネよ、お前はガチョウを盗んだね」という題の、ドイツの子供向けの歌と知りビックリ。しかも、歌詞は、「ガチョウを返さないと猟師が鉄砲でお前を撃ちに来るぞ」と脅すものと知り、またまたビックリ。
更に詳しくはウィキペディアで


♪くさのみ つぶして おけしょうしたり♪

日本語の歌詞の方が優しくて好きだ。もし、「ガチョウを返さないと猟師が鉄砲でお前を撃ちに来るぞ」だったら、懐かしく思い出すこともなかったかも知れません。

(まこと)

■僕の音楽教科書!

(2023/06/06の追記)小学2年の時の写真に音楽の教科書が写っているのを見つけたので記録します。何という偶然でしょう!

小2の音楽教科書(1957年)

写真の左にほんの少し担任だった日詰先生の顔が写っています。ほんの少しでもとても嬉しいです! どなたが写して下さったのかまるで分りませんが、有難うございます!!! →「日詰ようじ先生の思い出

(まこと)


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