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24.8.8日本株 バーナンキショック再来⁈ 復活に半年 11/5米大統領選が岐路 日本景気は緩やか(景気ウォッチャー調査)

植田日銀総裁 バーナンキFRB発言を想起させる暴落トリガー

2013年 バーナンキショック
会合発言による2回の急落5/22&6/19

 7/31 植田日銀総裁のサプライズ発言が暴落をもたらしました。発言由来の暴落はバーナンキショックに酷似します。次回(9/20)の日銀会合が第2波の下落を招くか注目です。
 いずれにしましても期待先行の株高の大幅調整につき実体経済を反映した正常な株価に落ち着く見込みです。好業績の銘柄は買い時でもあります。日経平均株価は8/15決算締日に向けて利益(EPS)が積み上がりつつあります。決算時に自社株買いも頻発しています。底入れが期待されます。

日経平均株価 好業績(EPS増)

日銀の主な意見 タカ派&賃上げ&消費に強気

日銀 新NISAを収入源に個人消費を期待
8/8金融政策決定会合における主な意見より抜粋
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/opinion_2024/opi240731.pdf

 7/31日銀会合の意見が公表されました。
意見のなかには新NISAが資産所得を増加させ消費を促す事を想定しています。会見時の発言を受けた暴落は真逆の結果です。強気の日本経済は今後の経済指標で判断されますので注目です。

景気ウォッチャー調査 日本景気は緩やか

 ほぼ予想通りの結果、50割れしており景気は緩やかな回復基調です。猛暑が個人消費減を懸念させる一方で、ガス・電気向け補助金に加えて賃上げ効果が消費欲を下支えする見込みです。車挽回生産に伴う回復も期待されます。

緩やかな回復基調
内閣府 景気ウォッチャー調査より抜粋
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2024/0808watcher/watcher1.pdf
小売/住宅/雇用関連は前月比減▲
❎猛暑が個人消費減(外出抑制&節約志向)
アパレル秋物売上リスク
⭕️賃上げ&電気・ガス補助金&車生産再開

🗳️先月の景気ウォッチャー調査

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