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23.4.15バフェット流 銘柄選定要件

バフェット流 銘柄選定要件の落とし込み

 4/14日経新聞朝刊の記事を基に銘柄選定の要件をアレンジし整理しました。
 景気減速が警戒される相場では銀行の貸し渋りに備えて自前の資金調達力が求められ、具体的には稼ぐ力で先行投資を賄うフリーキャッシュフロー(0<FCF(=本業の利益-先行投資額))が判断要件になります。
 加えてキャッシュリッチの指標として配当があります。配当は潤沢な資金源(利益)、言い換えるならば利益を生むビジネスモデルを確立している証になります。
 ROE(8%以上)は自前の資金を元手に利益を上げる効率性の指標で、海外投資家は稼ぐ力を重要視しており今後の株価上昇のキッカケになります。

23年後半 景気減速が懸念される全体相場

 IMFによると2023年後半は景気減速が懸念されています。
 要因は2点、インフレ再燃(OPECプラスの減産に伴う原油高)に加えて金融リスクの余波がくすぶります。
 さらにロシアは中印からの原油の需要増を受けて資金源を確保できつつあり宇露戦争の長期化👉インフレ再燃も懸念されます。
 本日(4/14)米大手銀行の決算が良好につき金融リスクは和らぎましたが、地銀がリスク対象につき引き続き注視です。一方で米IT大手企業の大型リストラは景気減速を警戒させます。
 5月天井(Sell in May)のアノマリーを念頭に4月下旬〜5月中旬の経済指標&決算シーズンを手がかりに相場感を確認していきます。

4月下旬〜5月中旬の経済指標


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