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【開業1周年note】デザイナーを辞めてプロコーチとして独立して変わったこと、変わらないこと

こんにちは、パーソナルコーチのゆりです。

2021年9月9日で、開業して1周年を迎えました。
この1年…特に今年1月に会社員を辞めて独立してからは本当に秒で日々終わる感覚なので、この機会にちゃんと振り返ってみたいと思い、noteをしたためます。
これから独立しようとしてるコーチさんにも、なにかの参考になれば嬉しいです。

一粒万倍日に開業

1年前の今日、2020年9月9日、当時長めの有給休暇をいただいていた私はfreeeで作った開業届を握りしめ、税務署へ向かい、開業届を提出しました。特に本人確認もなく秒で終わったので拍子抜けしつつ、とてもわくわくしたのを覚えています。

夜は家族にお祝いしてもらいました。

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もうひとつ迷っていた屋号の候補があったのですが、クライアントさんが「ハッピーになりたくてゆりさんのコーチングに申し込んだ」と言ってくださったのに感動し、屋号は「HAPPY COACHING COMPANY」にしました。適度にゆるい感じが私らしくて、とても気に入っています。

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現在は、パーソナルコーチングをメインに、コーチングスクール「THE COACH」で講師をやらせてもらったり、いくつかの組織にもコーチとして携わらせてもらっています。

コーチング、人が大好きな私には超天職だなと!(デザインも天職だと思っていましたが…人生分からないものです)

数字で見るこの1年

開業してしらばくは副業でコーチングをやっていましたが、当然ながら独立後は生活の全てがコーチングになり、毎日がコーチング漬けになりました。日々セッションやコーチ仲間とのmtgやいろいろな人との打ち合わせ、すべてがコーチング一色に染まり、幸せすぎる日々!

振り返ってみると、2021年9月9日今日現在で累計セッション時間545時間、のべセッション回数419回、のべクライアント数52名、継続・体験セッションを含めると、131人名のクライアントさんと出会うことができました!ありがとうございます!

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すべてのクライアントさん、出会ってくださった方に感謝します。
セッション500時間を超えると国際コーチング連盟PCC(Professional Certified Coach)というエモい資格を取得できるのですが、現在そわそわと申請中です(不備があって戻ってきて今日に間に合わなかった…w)

変わったこと、変わらないこと

まず、箇条書きにしてみると…

●変わったこと
・人生が自由になった(時間、場所にとらわれない!)
・早寝早起きになった
・お酒を飲まなくなった(次の日のセッションに響くので…)
・数字やロジックの世界から遠のく感覚がある
・使う言葉が抽象的になった
・税金の仕組みを今更知った
・銀行口座の振込通知に感謝を覚えるようになった
・人生に「余白」ができつつある
●変わらないこと
・在宅勤務であること
・ほぼZoomを使ったお仕事なこと
・日々mtg、打ち合わせがあること
・1日が秒で終わること
・感性を使ったお仕事だということ!

独立して一番変わったことは、人生が本当に自由になったこと!
毎日違う予定になるので、夜寝る前に「明日はなにがあるんだっけ?」とカレンダーを見るのが楽しみになりました。セッションがあったり、スクールのお仕事があったり、勉強会があったり、人と会う予定があったり………。
毎日異なる予定にわくわくするのは、とても私らしいなと感じます。

あとは、早寝早起きになりました。
特に今まで定時の都合上どうしても夕食が19時以降になっていたのですが、今はだいたい18時くらいに食事できるので、夜の時間が長くなりました。
あとは、家族にもちゃんと時間を使えていること(多分)。
スーパーサポーター主婦の母がいるのでかなーり甘えてしまっているのですが、作れる日は私がご飯を作ったり、夫ともお散歩へ行ったり、独立したての頃よりは「余白」を持てていると思います。

余白」といえば、それを作るのが今まで超苦手だった自分が、なんと毎朝15分のマインドフルネス瞑想をやれる「余白」を創り出すことができています。
これは私の人生ではかなり大きなことで、人生を通して常に時間に追われて生きていた私にはこの「余白」がとても心地よく、大きな変化だなーと感じます。
今まで余白があると、無意識に埋めてましたからね……!
まだまだカレンダーカツカツにしてしまいがちなので、もっともっと余白を増やしたい。人生に、自分にスペースを持ちたい!です。

変わらないことは、去年からリモートワークでZoomを使う日々ではあったので、その辺は全く変わらないです。
こんなご時世なこともあり、あまり人に会っていないので、職業が変わった感もそこまで…。
ただ、新しい場所に行った時に「ご職業は?」と聞かれると、「自分は何者か」を伝えるのが新鮮だったりします。「コーチ」というと大抵、スポーツのコーチと思われるので。
あ!あと、会社員時代は給与明細あまり見たことなかったけど、独立してからは振込明細をとっても確認するようになりました。
お仕事くださる皆さま、本当にありがとうございます。多謝!

得たもの、手放したもの

今までの人生を通して、一番得たものが大きかった1年だと思います。
プライベートで起こった出来事を通して、こんなに自分自身と向き合ったことってなかったので、自分の中にたくさんある開かずの扉をばんばん開けました。苦しかったりつらかったり涙が止まらなかったりもしましたが、おかげで自分とつながる感覚を得たり、知らなかった自分を知れたり、開いていなかったドアが開いたので、今とても解放感に溢れていて、風通しの良さを感じています。

手放したものは、「大好きな会社」「会社員、デザイナーの自分」「自分を戦わせること」「ありのままじゃない自分」「何者かであろうとすること」…。
他にもたっくさんありますが、これらが大きかったかな。
まだまだ手放すべきものはたくさんありますが、年始の頃に比べたらとっても身軽になりました。

最初の1年は種まきをしよう!と決めていたので、貪欲に学びました。
ベースのコーアクティブ・コーチング以外にも、シャドウ、レンズ、ナラティブ・アプローチという対人支援のアプローチを始め、システムコーチング基礎コース、フォーカシング、ゲシュタルト療法、セルフコーチング、ファシリテーション…などなど、時間とお金の許す限り自分に投資しました。
それらが今、地肉となって自分に巡っているのを感じています。
2年目はこれらをしっかりと自分の中に循環させて、アウトプットしていきたいな。

これから

この1年は初めての開業、初めての独立……という感じで手探り感がすごかったですが、目の前のことを必死にやり続けていたらかなり景色がひらけてきているので、このまま私らしく進んでいきたいです。
引き続き貪欲に学びは続けて種まきはしつつ、ガンガンアウトプットもしていきたい。
今期は対話型ワークショップなんかもやっていきたいな。
あとは、この1年半、STAY HOMEに慣れすぎたので、人に会いに行きたい。新しい対面の世界を大切にしたい。

デザイナーからコーチへ、まったく違う分野へ転身…と思いがちですが、実は私自身はそこまで違いを感じていなくて、ただ表現方法が変わっただけな感覚です。
今まではグラフィックとかUIとか、目に見えるものをデザインして表現してきたけど、今はコーチングセッションで、「今ここ」からのいろいろな表現をしている感じ。
自分の肩書きは、「クリエイティブライフコーチ」だと思っています。

そんな感じで、アドラー心理学で言うところの、過去でも未来でもなく強烈に「今ここを生きる」スポットライトを自分に当てて、これからも進んでいきたいと思います。

コーチングは、まだまだ日本では馴染みのないものです。
目に見えないサービスですし、受けたらどうなるの?という明確なものも人によって違うので、よく分からず、受けづらいのが現状だと思います。
そこも変えていきたいし、私はコーチングで人生が大きく変わったので、大好きなコーチングの威力を、世界を、たくさんの人に知って欲しい!
そのための活動もしていきます。

人生で変えたいことがある人、自分らしい人生を送りたい人、何か終わらせたい物語を持っている人、いつでもセッションのお申し込みお待ちしています!組織でお困りの方も、ぜひご相談ください。

HAPPY COACHING COMPANY、2年目もどうぞよろしくお願いいたします!

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(お祝いのご馳走つくりました!)

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関連リンク

▼アドラー心理学を分かりやすく説明してくれている「嫌われる勇気」、おすすめの本です。

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