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プライバシーホワイトを取得しました♪

こんにちは!
試験になると燃える派・主婦ねこです.

結構前ですが3月末に,プライバシーホワイトという資格を取得しました.

個人的に,かなり勉強になったし,仕事で知識が役立つ機会もあったので,今日はプライバシーホワイトの良さを勝手にアピールする記事を書いてみようと思います!プライバシーホワイトの担当者の方に感謝の気持ち,届け~!

世の中には,地雷原を突き進み,華麗に燃え上がるプロジェクトがある一方で,なんか個人情報保護法的にNGな気がする…と,安全地帯から撤退していくプロジェクトも….

そこで地雷原と安全地帯を正しく見わけて,正々堂々データ活用できるようになるために,プライバシーホワイト,おススメです.特に法律の専門家でない企画者や技術者の方が基礎知識として知っておくとよい内容だと思います.法務部門の方とお話しするときに過剰に怯えなくて済むようになります.たぶん.


プライバシーホワイトとは?

プライバシーホワイトとは日本DPO協会が主催する民間資格の1つです.

日本DPO協会は2019年に発足された一般社団法人で,初代個人情報保護委員会委員長の堀部政男先生が代表理事を務められているのをはじめ,顧問にはこの分野を代表する著名な弁護士や法学者の先生が名を連ねています.

プライバシーホワイトは日本DPO協会が開催する民間資格のうちの1つで,実務者向けの比較的手ごろに受けられるレベル感になっています.

なぜプライバシーホワイトがおすすめなのか

個人情報保護法に関する資格でいうと,個人情報保護士が有名かと思います.他にもいろいろな資格があり,かつ2024年4月には,日本DPO協会とJIPDECが共同で,個人情報保護力量検定制度を新設しました.

そんな中でもやっぱり私がプライバシーホワイトをおススメするのは,出題範囲にGDPRを含む海外動向が多く含まれているからです.

え,うちはグローバル企業じゃないから関係ないって?

いやいや,個人情報保護法は改正法附則において3年ごとの見直しが求められています.これは欧州をはじめとした他国と同等の個人情報保護水準を保つことも目的のひとつですので,GDPRや海外の法律や動向を理解しておくことで,個人情報保護法の未来をほんの少し,先取りできるようになるんじゃないかな,と思います.

今年は,まさに来年の3年ごとの見直しに向けて大いに盛り上がっているところです.今年の6月27日に中間整理が公開されていますが,欧州をはじめとした他国の法律の内容を大いに意識していることがわかると思います.

プチ合格体験記

研修プログラムも用意されているようですが,私は公式テキストで勉強しました.テキストはパワーポイントなので,少し勉強しにくいかもしれません.テキストに出てくるキーワードを検索して,関連する記事を読みながら勉強するのがおススメです.

肝心のテストですが,3月にプライバシーホワイトを受けた時はCBT方式を採用していました.CBTは"Computer Based Testing"の略で, 国内300カ所以上にある会場でいつでもテストを受けられるシステムです.問題は選択式で,会場にある端末でポチポチ回答を選択していくと,最後にはその場で合否を出してくれます.合格祝いがすぐにできるのが嬉しいところです.

そんなわけでプライバシーホワイトのテストも選択式でした.公式テキストには,太字で記載した個所は穴埋め記述形式で出題される可能性が高いと書かれていたのですが,まったく記述はありませんでした(※1).

なので…

「自己情報コントロール権とは、個人、グループまたは組織が、自己に関する情報を、いつ、だれが、どこで…じゃなくって、どのように、また、どの程度に他人に伝えるかを自ら決定できる権利で…」とか,

「OECDプライバシーガイドラインの正式名称は…プライバシー保護と個人データの国際流通についてのガイドラインに関する理事会勧告…長い…」とか,

「要配慮個人情報」を漢字で書けるように漢字練習をするとか,

そういう準備は一切不要でした.がびーん.

それよりは,結構な長文の設問が60問も出てくるので,個人情報保護法関係の文章を読み慣れておく方がよいかと思います.個人情報保護委員会のQ&A(※2)を読み漁ってみるとか,いいかもしれません.

興味のある方はぜひチャレンジてみてください☆彡

参考情報

(※1) 私がいつも勉強のために拝見している「Ami~こちら個人情報担当です」さんのブログにも,プライバシーホワイトの受験体験記が書かれています.やっぱり記述は出なかったのだとか.

(※2) 個人情報保護委員会のQ&Aです.

※アイキャッチ画像はDALL-E3にて作成しました.地雷原を巧みに避けて前進するネコ軍曹です.

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