欲しいものができた時、あなたは即購入できますか?

最近、欲しいものができた。
ガラスペン・つけペン、どちらでもいいのだが、インクに浸して書くタイプのペンが欲しくなった。

今やインクの色もおしゃれなものが多く、日本の和の色をモチーフにしたもの、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」など、名作の世界観を色で表したもの、趣向を凝らしたインクが数多く出回っている。

インクの色といえばブルーか黒?・・・なんて今や昔の話だ。
銀河鉄道の夜色で書いた日記なんて、自分しか見ないけどテンションが爆上がりすること間違いないではないか。

私は、何かを購入する時に心がけていることがある。

「何かを買うなら何かを捨てろ」

である。
節操もなく購入して、それでちゃんと使用できて保管できれば問題ないのだが、私は同じようなものがたくさんあると頭が混乱してきてしまうので、ペンは10本までと決めているのである。
しかしこの間机の周りの片付けをしていた時、あちこちからペンが出るわ出るわ・・・在宅勤務だった時に色々と筆記する機会が多く、ボールペンからカラーペンまで多種多様なペンを揃えていたことを忘れていた。
占めてその数20本・・・・
「何かを買うなら何かを捨てろ」
ってかっこいいこと言ってみたけど早速格好悪くて笑えた。
店員数を2倍もオーバーしていたという現実よ。
(洋服なんかはこの理論で一定数をキープできているのだが・・・)

道理で机の周りが長細いものでごちゃついているとイライラしていたわけだね!!

新しいペンを買うためには11本のペンを使い切る。
私は心の中で、静かにそう決心した。

そして、毎日ノートに日記を書くことにした。
これなら心置きなくペンを活用できることができるし、書くことで自分の思考の整理にもなる。きっと消耗されていくペンにとっても本望であろう。

待っていろよオシャレなインクたちよ。
必ず手に入れてみせよう。

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