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苗をプールへ🌾

東京に一時的に帰ってきて2週間くらい空いてしまったnote、、、でもこの期間にもたくさんの非日常を経験してきたのでリアルに追いつくようにnoteにしよう思う。


育苗機においてから2日間苗を保管して少々目が出るまで育苗きで保管をしていた。そして、いざプールに配列していくのだが、育苗機からビニールハウスまでの距離は結構ある。


そこで使ったのが、このキャタピラマシン(名前はわからない)。小さい頃から紫波町に帰ってきた時にはよく見ていたマシンであったが、一ミリも触れたことがなかった。
(↓実際にビニールハウスに持っていく様子、そして使ったマシン)

種植えをした時に、お手伝いしてもらったおばあちゃんから詳しい操作確認を教えてもらった。


詳しくいうと、、
まず左下の細長いレバーを手前に引いて、スイッチを始動(入)に切り替えてから、ベルト?を引っ張るとエンジンがかかる。その後は、右側についてる黒色のレバーを真ん中あたりまで引き上げるというもの。これはマシンのふかしを増すもので、車でいうアクセルみたいなものかな。


またガソリンメーターが空に近かったので、ついでにガソリンの入れ方も教えてもらった。


機械を操作することが元々好きということもあって、実際にエンジンがかかって運転してみると、これがほんとに楽しかった。曲がる時は左右と書いてあるレバーを引く。またギアチェンジなども可能で世の中の男は絶対に好きに違いない笑


いざ、プールへ配列

自分のとこでは8端部(1ha)分の苗を植えるそう。プレート枚数でいうと160枚程度である。これはかなり小規模である。



ちなみにブランドは『銀河のしずく』


これまでは、ひとめぼれであったのだが、今年からは県の方針で変わったそう。


さて、苗を育苗機から取り出してキャタピラマシンに乗せていくのだが、、、
育苗機の保温カバーをとった時に何やら黒い物体が蠢いていた。それは、、、


野良のネズミであった。


完璧にやられた。育苗機にモミと土を混ぜたプレートを重ねて保管するのだが、その1番上には空きのプレートを置かなくてはいけないはずだった。しかし、自分は発芽の様子を確認するために1番上のプレートをどこかへ置き忘れてしまったのだ。

1番上のプレートを置き忘れた様子
ネズミの足跡


ネズミを見つけた瞬間、手伝ってくれていた地域のおばあちゃん達もびっくり笑


来年からは必ず1番上には空きのプレートを重ねなくては、、
そしてそのネズミがいたプレートに植えていた土は、ネズミの菌とかおしっことかかけられているらしいので、別の畑に捨てました。
勿体無いけど、


とりあえず気持ちを切り替えて、いざキャタピラマシンに乗っけてモミたちをプールへ運んでいった。


プレートを横4列、縦20段ほどを2ブロック配列させた。その量はビニールハウスの大きさの4分の1にも満たないほどの量だ。ただ、今年はそれで良い、家族分で消費するだけを作るのだから。来年からは本腰を入れて取り組みたいので今年の3倍の量は作りたい。


配列し終えてからは、温度と水の管理について徹底的に教えてもらった。その中でもすごいと思ったのは、ビニールハウスでは温度を適温にさせるために横側の窓を開閉することができるのである。


それは、入口の両隅みになっているポールに釣竿についているリールのようなものをハウスの内側に巻くことでビニールハウスの横側の窓を開閉でき温度を調節できるという仕組みである。


農家さんはご存じですよね笑
しかしよくできてるよねぇ

動画をスクショしてるから画質悪い


これまではただのハウスだと思っていたが、苗を育てるためにこういったさまざまなシステムが苗の成長を支えているのである。



そして、これまでプールという意味を理解できていなかったが、プレートを配列させて水を行き渡らせることでプールのようになるのだ。


配列し終えると、まずは細長い木の板を4枚四方に固定し、配列したプレートの上から不織布をかけていく。


最後に水を入れようと思ったが、おばあちゃん達曰く、育苗機から取り出した日には水分が土に染み渡っているためまだ、水は入れなくて良いとのこと。発芽し始めてから入れ始めて良いとのことだ。


配列した日から2日たったある日、気掛かりな点に気づく、、


それは、配列したプレートのうちモミが完全に土に隠れ切れていないものが数多くあったのだ。


そこで急いで隠れ切っていないモミの部分に余っていた土を被せる作業をした笑

モミが隠れていないとこに土をかぶせてる様子


果たしてど素人のお米づくりは成功するのだろうか。。。
不安ではあるけど、こういった失敗から得た学びを来年に活かそうと思います。


それでは今日はこの辺で(^^)v


また、書きます。




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