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HSC気質の子どもは、人の気持ちがわかる分、我慢しやすく自分を後回しにしがち

HSC気質の子どもは
人の気持ちを察する力が人一倍強いから
自分のことよりも
相手の想いを優先することが多いです。


HSC気質の娘にとって学校は、我慢の連続の場だった

娘は
自分が嫌なことをされても
相手が嫌なことをする裏には
満たされない気持ちがあるからだと
感覚的に知っているため

娘が不快を感じるその気持ちを
直接相手に伝えるでもなく
わたしたち夫婦に伝えるでもなく

自分の中で我慢していた時期もありました。


娘の通う学校は
児童数の多い学校なので

いつも1クラス40人弱という人数で

机が4つ連なっているような環境は
そこにいるだけで
疲れがどっと溜まるような環境だったんですね。



わたしも繊細さは持ち合わせいましたが
子どものころは
クラスの人数も少ない学校だったので

娘のつらさに気がつくのに
時間がかかりました。





机が4つ連なっている。

真ん中の2人は
両端の2人に席を立ってもらわないと
移動することができない・・・



その状況をみたとき
それは疲れるよね

と感じたのを覚えています。




それだけ密集した中で
隣に座っているクラスメイトが

授業中に何度もぶつかってくる

それが嫌なんだと
家に帰ってから
何度も話していたことがあったので


娘と一緒に
担任の先生に
話したことがありました。






わたしは優しすぎたのかもしれない






先生と話したあと
わたしと二人になってから
娘が言ったことば。


先生に話を聞いてもらえて
自分の気持ちを我慢しすぎることなく
伝えてもいいんだという体験は


自分の感情を我慢して
なかったものにするのではなく

相手のことを大切にしながら
自分のことも大切にしてもいいことに

気がついたようでした。



授業中
動きたくなる子がいることも
大きな声を出してしまう子がいることも

それが
悪気があってやっていることではないことも

全部わかっているから

余計に苦しかったんですね。



わたしが娘に今できること

不快な気持ちがあったとしても
その感情を
どこかで昇華することができれば
その感情が尾をひくことはありませんが

親に迷惑をかけてはいけない

そういう思考を持ち合わせていたため
我慢する期間も長くて


その感情がずっと残っていました。





もっと早くに
小さな変化に
気がついてあげられたらよかったな。



同じように
繊細な気質を持っていても
その過敏さはひとりひとり違うし

娘の繊細さに気がついてはいたけれど
ゆとりのなかったあの頃のわたし。




そこに気がついてから

なんのバイアスも持たずに
ただ娘のことばを聞いて
受け止める


伝える必要がことは
事実だけをシンプルに伝えて。


そして
どのようにしたら
娘にとって
心地よい環境を作ることができるのか
わたし自身への問い。



その繰り返しを今もしています。
きっとこの先もずっと。


親がおもう『これくらいのこと』は
HSC気質の娘にとっては
何倍にも感じていることなのだろうな。

そう感じてみると
ほんと、生きてるだけでいいよ

そうおもえてくる。


けれど
人生ももっともっと楽しんでほしいから


生まれ持った気質に
敏感になりすぎるでもなく


繊細さを生かしていくことに
目を向けて
ゆるゆると
毎日を楽しんでいく。


そんなあり方をみせていくこと。
伝え続けること。

結局のところ
そこにたどり着きますね。


お読みくださりありがとうございます。






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