寝ても寝ても眠すぎるとき

 どうも。ちのみすです。今日は身体からの兆候について。眠りって結構自分でもわからないものだなと思うことがあります。


私と眠り

 もともと私は小さな頃からよく眠る子どもでした。物心ついたときには昼寝が好きで。家族が買い物行くよっていうときも眠かったら昼寝して待ってるという子どもでした。それはおばあちゃんの家に行っても旅行先でも変わらない。夜もすぐ眠ってました。早起きが好きだったのでラジオ体操はいつも一番に着いて、帰ってきてからまたちょっと寝る。

 中学生になると夜更しを覚えました。携帯を持っていなかったので基本は漫画を読んでました。

 高校生のときは部活に予習に塾に忙しくて睡眠時間を削っていましたね。コンクール前はほぼ毎日朝練昼練も行っていたので6時台には起きてました。今思えばあの頃が一番大変やったかも。練習しても勉強しても全然身になっている気がしなくて辛かった。

 大学生のときは看護学生でしたが、勉強そっちのけで部活にバイトに遊びを詰め込んでましたので授業中は眠くて眠くて。当時眠すぎる自分はおかしいのかなと思っていましたが、自分に必要な睡眠時間が足りていなかったのでしょう。それでも毎日忙しくてしんどいなりに楽しかったので睡眠の質は良かったのかな。

 働き始めると3交代制の夜勤が始まりました。日勤深夜という地獄の勤務形態がありまして、日勤で8:30から17:15まで働き(残業あるので大体短くても8:00から18:30まで)、家に速攻帰ってご飯食べて風呂入って寝て、深夜で0:30から9:15まで働く。私はこれが本当に辛かった。3年半ぐらいやりました。途中で日勤深夜がだめになり、休み深夜になりました。周りの何人かは休みにされると連休が減るから日勤深夜が良いという意見の人もいました。でも私は二度と日勤深夜をしたくなかった。この看護師のえげつない働き方についてはまた書こうと思います。

 2年前からうつになり、休職や復職する中で夜眠ることが難しくなりました。抗うつ薬と抗不安薬の副作用で日中うとうとするのです。でもそわそわして昼寝もできない。夜は大して活動もしてないから眠れないし不安なことがめちゃめちゃ妄想で膨らむ。一人暮らしの部屋で眠れなかった。日中働いたり、外に出るようになってから眠れるようになった。2ヶ月ぐらい前から眠れないことを責めずに眠いときに眠るで良いやんって自分を認めるようになってから日中の眠気もマシになり夜眠れるようになった。


眠りの兆候

 眠りは個人差が大きいから人と比較できるものではないんだと思う。そして自分にはどんな眠りが必要かも、忙しい現代人にはなかなかわからない。私は自分の小さな願いを日々叶えるようになってから眠りがわかるようになってきたかも。昨日は昼間にヨガをしてからとても眠くて、久しぶりに夢も見ないぐらい気持ちいい睡眠だった。眠る前も携帯を触らなかったからか、自分と対話しているような軽い瞑想状態で。それから家事をしようと思っていたけど眠いから寝てみた。夜もすごく寝て明け方の今の時間に起きて。なんで、こんなに眠いんだろうと思っていたら気づいた。

 眠りに関する兆候は身体と頭と心からのサインだ。普段より上手く眠れないときは頭がいろんな考えでヒートアップしているとき。寝ても寝ても眠いときは心がいろんな感情でいっぱいになっているとき。夢を見すぎるときは情報過多になっているとき。夢を見なくて目覚めの良い眠りは心と頭と身体が上手く休めたということ。人それぞれ眠れる、眠れないの中身に個人差はあるけれど、人と比べる必要はない。いつもより上手く眠れない、眠すぎるときは大事な自分からのサインだからできるだけ自分が思うように過ごしてみる。昨日眠すぎたのは、家族への複雑な感情でいっぱいで心が疲れていたから。日記に感情を整理して眠れるだけ眠ったら少し楽になった。

まとめ

 心と頭と身体が忙しい現代人には自分の眠りを知ることは難しい。長い休職期間を経た私も最近やっと気づいたぐらい。それでも、今の眠りを削ってまで日々の何かしないといけないことって本当にしないといけないことなんだろうか?って自分に質問してみる。たとえば洗濯は本当に今しないといけないの?ごはんは毎食作らないといけないの?SNSは常に見ないといけないの?(ちなみに私は昨日手洗い洗濯しようと浴槽に入れた服を放置しましたし晩ごはんはコンビニにお世話になりましたスマホは寝るとき機内モードです)。毎日したいようにはできないけど、一週間の内一日の30分ぐらい何も考えずに昼寝できたら違うかもしれない。眠りに悩む人は多いと思う。そんなときは小さなことから自分のやりたいことを認めてみる。眠くない、眠い自分を責めなくていい。自分のサインに意識を向けている時点でもう充分に自分を大切にしようとできているから。


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