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63つ目のあじ(スイーピーナッツ) 見馴れた場所で得た緊張と経験と達成感、それと"ナッツ" (第2部)

第1部から見てね

2024年。
まあとんでもねえスタートだった。
今年がどうなるのか不安になるほどの大きな出来事があったが、本連載の特性上深くは触れません。
この度の地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。


ピロス始め、そして調整始め

1月2日。

決心してから数日、もう準備していたのであった。

と言うか、本当はその数日前に調整しようと来てたんです。

ライブについては別のエピソードで見てもらうことにするが、ピロ納めと言いつつ調整しようとピロスに来ていた。

だが、さすがは年末。
繁盛しすぎてて即座に演芸ルームに案内されましてですね。
まあ繁盛することは良いことだと考え鼻唄歌いながらパフェ食って店を出たんですよ。

で、話はピロ始めに戻る。
調整と言いながらも部屋使えるのは1時間だけだった。
それでも何曲か歌った。
歌いすぎた。

声がボロッボロだったんです。

まあ年末年始ってのもあって体のリズム狂ってたと思う。
最後に書いてることがこの日の教訓だった。
①体調は大事


店を出ると、キャプテンが表で何かを壁に貼っていた。
新年の挨拶をしつつ、話を聞いてみる。

告知ポスターと言うかフライヤー。
あと3回は開催できるんじゃないかってくらいの枚数はあったかと思います。
ちなみにですが、1月2日時点ではもうとっくの間に募集枠は満席となってました。


危機感を覚え、大きな決断をした

1月6日。
新札幌ピロザンギの新年初営業に合わせて向かう。

実はその前にピロスに行ってたが、やはり満席だった。
そうなると調整は出来ないのでそのまま帰宅。

その翌週。

年始の忙しさが落ち着いた時期の夕方に来て1時間半ほど調整。
勿論この時期にはピロス恒例のカラオケパーティーも控えていたため、それも込みで調整しに来ていた。

「アゴの痛み」
実際にあったことがある方ならご存じの通り、私の声は基本的に低めです。
正直なことを言うとサウダージを原曲キーで歌う場合おもっきしその日のコンディションに左右されます。
前述の時はピロ始めの時は最悪の状態。
この時はそれよりマシだったって程度です。
なのでこの日の教訓は
②コンディション整えないと
とは言ってもどうやって整えるのか、そこまではこの段階ではわからぬまま。

この日の帰りのバスで思ったこと。
「このままだとまずい」

この時点で、残り3週。
カラパがあるので1回は調整の場には出来る。
問題は翌週。
最近のピロスの込み具合を考えたらここで満席となって練習できなかったらどうしよう。

置かれた状況と、その時点での出来。
その悩みを抱えたまま次の週末まで様々なことを考えた結果、決断しました。

「・・・地元で調整しよう。」

そうです。
地元のカラオケ屋に行って練習すると言う決断をしました。

過去にカラパのための練習をしに来たことはありましたが、そのために地元の店使ったりはしなかったんです。
と言うか、会員カードすら作ってなかったんですよ。

そうすることで比較的人の少ない平日夜の調整も可能になる。
何より、地元には混んでない店があるのも把握してたのでね。

その決断をしたことはなんとなく後ろめたい気持ちはあった。
ただ、出ると覚悟を決めた以上自分が出来る最大の準備をするのが俺の流儀だ。
(皆さんこの辺りは脳内にスガシ○オのあの曲思い浮かべて読んでください)

1月のカラパ前日。
はぴすた、ついに動いた。

この日、最初と最後にサウダージを歌いどういう差が出たかを確かめた。
で、確かめた結果。

【1曲目にやった場合】
・体力面では乗りきれる
・アゴへの負担もかかっていない
・アップが完了してないので声がまだ乗りきれていない

【最後にやった場合】
・声が出やすくなってる
・アゴにダメージが来る
・体力次第ではヘトヘトになるかも

これを理解できた上でもうひとつ気づいたのは、
「ルネカラの時は、どの順番だろうとその日自分が歌う1曲目」

つまり、
③歌う前に声守りつつ喉を開ける

調整は終わり翌日のカラパに向けてこんなことを書いていた。

ハモリイベントである以上、「人と合わせて歌う」と言う練習が出来る場は俺にとってカラパしかない。
たとえ石やザンギやガムシロをぶつけられても明日だけはカラパを調整の場として使わせてもらう。

みんな頼む。

その意思を示した翌日、俺は今年最初となるカラパへと向かうのであった。(続く)

以下俺用まとめ
①体調は大事
②コンディション整えろ
歌う前に声守りつつ喉を開ける

あとがき
今回貼ったサムネ、絶対第一部で使うべきだったと猛省しています。

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