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【子どものお金の教育】小一虫博士起業家が学んだ「仕事=お金をもらう」という責任


虫博士の昆虫ツアー第5回、無事に終了しました。

過去のレポートはこちら


秋になりそろそろ虫も減ってきましたが、
木の説明や今の虫の状況
(死んでしまって、幼虫が土の中にいる時期・・・)など、
博士の知識をふんだんに共有するツアーになりました。

今回の参加者は4名。1人500円。
2000円の売上。
そしてしっかり自分の1,000円を稼いだ博士。
(50%は業務委託費_コンサル費=母に50%)

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しかし、まだまだ小学一年生。
今日のこの昆虫ツアーの前には、
家で一悶着ありました。

行きたくない!


開催は日曜日。
前日の土曜日に、思いっきりスポーツ三昧だっため、
疲れが残っていた博士。

朝起きると

「まだ疲れが取れてないから寝たい!!」

と不機嫌モード。

母「昆虫ツアーはどうするの?」
博士「今日はお休みする。」

と、責任感のない発言。

私の子育ての方針として、
「自分で決めさせる」を意識しています。

生きていくに必要なのは、自分で考えて判断していく力。
だからできる限り息子が決めたことには
口を出さないように(できる限り・・・・)意識しています。

気分が乗らない・疲れているなら
状況によっては予定をキャンセルしてもいいと思っています。
(一対一の時などはもちろんしないし、
 相手への影響範囲などはもちろん考えて判断します。
 結局キャンセルしたことはないけど)

しかし、今回は流石にそれはできない。

なぜなら昆虫ツアーは、
みなさんからお金を支払っていただく
サービスとしてやっています。

気分が乗らないからやらない。と言うのは、許されません。

母「参加を楽しみにしている子がいるけど、
 その子たちの気持ちは考えた?」

博士「・・・・・考えてない・・・。
  でも、また来週にしてって言えばいい・・」

母「今8時だけど(集合は10時半)、もうお弁当作ったり
  出発する準備をしている子が、
  今やらないって聞いたらどう思うと思う?」

博士「・・・・・悲しいと思う・・・」

と、イライラする気持ちを一生懸命抑えながら、
息子と会話をしました。

母「お友達と遊ぶだけなら、今日疲れたからごめんね、と言えるけど、
  お金をもらっているんだよ。
  ただの遊びじゃないんだよ。
  お金をもらうというのは、責任がある。
  自分の勝手でやめたりできない。
  そういう責任感が持てないなら、
  昆虫ツアーはもうできないよ」

どれだけ理解できたかわかりませんが、
なんとなく
お金をもらうと言うことは、責任がある
と言うことをぼんやり理解したようです。

博士「・・・・行く。準備する。」

と、元気はなさげでしたが準備し始めました。


(余談)効率化を学ぶ

博士の昆虫ツアーは、
・ご挨拶
・公園を虫探し
・終わりの挨拶

の3部構成。

ご挨拶は前回一生懸命書いたご挨拶文の紙が残っています。

母「一度一生懸命書いたこの紙とクイズの紙があるから、
  挨拶はできるね。
  こうして残しておくことは大事だね。」

と、効率化に関しても学ぶことができました。

結局は、徐々に眠気も取れたのかやる気を出していき、
無事昆虫ツアーは開催。

ただ途中、公園にいたお友達がザリガニを捕っているのを見て、
その子にザリガニの捕り方などを教えてしまい、
お客様を少し放置してしまうことに。

途中途中「今は昆虫ツアー中だよ?(イライラ)」と
今回は博士に耳打ちしていました。

終わったあと


公園の帰り道、

「ママ、今日の昆虫ツアーどうだった?(ちゃんとできてた?)」と
聞いてきた博士。

今までこんなことを聞いてきたことはなかったので、
おそらく色々思うところがあったのではないかと思います。

母「あなたはどう思うの?前回と今回、どっちがうまくできた?」
博士「うーん。前回かな。前回の方が虫が捕れたから。」
母「ふーん。虫だけが理由?」
博士「・・・うーん。。。。ママは・・・どう思うの?」

上手にまだ言語化はできていないようですが、
今回は前回に比べると
今回は反省点があるという気持ちはあるようです。

母「そうだね。今回も一生懸命やっていたけど、
  どちらかというとママは前回の方が良かったと思うよ。
  前回の方がお友達をしっかり見ていたし、
  今回は自分の楽しい!を優先させちゃった時があったね。」

博士「うん・・・そうだね・・でもザリガニが捕れたら、
   その説明をしようと思ったの・・・・」

母 「そっか。だとしてもお客様が楽しめるように、
   ちゃんと様子を見たり、話しかけたりしないと、
   つまらないって思っちゃうよね。」

博士「・・・そうだね・・・・。」


虫博士の昆虫ツアーは
子どもが子どもに教える「教え合い」が価値だと思います。

けれどやっぱりまだまだ小学生。

気分のムラはあるし、
大人のように「お金を得ることの責任」を
まだまだ理解できていません。

ただ、それも経験。

大人もうまく行くときといかない時もあるし
100%のパフォーマンスでアウトプットできないこともある。

こうしていろんな経験をしながら
自分で稼ぐことの責任や価値を感じて
素敵なビジネスマンになってほしいと思います。

その後、また野球をしに公園へ行き(疲れた・・・)、
カフェへ行きました。

いつか息子とビジネスの話をしながら
ビールが飲めたらいいな。
かわいいライバルが一番近くにいます。

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