天気、気圧と頭痛とホメオパシー①

天気、気候は体調に影響する?

ホメオパシー相談をやっていて、体調が天気に影響する方が多くいます。

かくいう私も以前はそうでした。
雨や雪が降る前に必ず体調を崩し、こめかみを締め付けられるような偏頭痛。
元々、偏頭痛が子供の頃から日常で、それでも動けていましたが、雨や雪の前は、それ以上に肩こりや吐き気もおこりやる気も喪失、思考も痛みと何もできない無力感で自分を攻め鬱状態、肉体的にも、精神的にもだるく辛いのです。辛くだるいのです。

子どもの時からこんな不調ばかりあり、人生の大半を痛みと付き合ってきて、日々生きるのに精一杯。

それも昔は子どもで原因がわかりませんでしたし、雨の前にだということには気づきませんでした。
ただ、雨の日は憂鬱だという記憶は残っています。

そして大人になり、ホメオパシーを学び気付けば、雨が降る時、気圧の低い時(低気圧)に起こることがわかりました。

天候と体調はリンクしてる事があります。
関節痛なども気圧の変化によりおこったりする方もいます。
どうして気圧に体調が関わるのか?
頭痛と気圧の関係とホメオパシーでのセルフケアをご紹介したいと思います。

なぜ、天気の変化で頭痛が起きるのか?

月の満ち欠けが、出産や体に影響を及ぼすように、私たちは、常に地球の変化に身体が適応しようと、内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする恒常性(ホメオスタシス)が働いています。
その恒常性を担っている一つが自律神経の働きです。
自律神経は、呼吸・血液の循環・消化などの、身体の恒常性を保つ働きをしています。

呼吸は吐いて、吸ってと体内の酸素バランスをとり、体温を一定に保つ為に暑いときは発汗し、寒いときは身体を震わせて体温を維持したりする働きをしているのが自律神経です。

自律神経は、外部の刺激を感知して恒常性を保ち身を守る為に働くので、気温や気圧の変化にも影響を受けます。特に急激な気圧の変化には過剰に反応し身体が適応できず、体調を崩す原因となります。

天気や気候の変化で体調が悪くなるのは自律神経の乱れが原因です。気候の変化(気圧、温度、湿度、日照時間、降水量、雷、風など)によって自律神経が乱れ、体調を崩すことを、「気象病」と言います。

この気象病には、雨の降る前などの低気圧が関係しています。

低気圧で起こる不調の気象病には、頭痛、関節痛、倦怠感、めまい、むくみ、気分の落ち込みなどがあります。

その気象病の1つで女性に多いのが、低気圧などで起こる頭痛です。

頭痛の種類は起こるメカニズムによって偏頭痛と筋緊張性頭痛と2つに大別されます。

〈偏頭痛〉  

頭のこめかみから額にかけてズキズキと脈打つような痛みで、血管が拡張することで痛みが起こります。

〈筋緊張性頭痛〉

ストレス、緊張による筋肉の収縮や首こり、肩こりなどから起こります。

〈複合型〉

偏頭痛と筋緊張性頭痛の両方

今日はここまで
続きは次回

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