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2020年10月の運用成績

10月の相場

さて、10月の日本株投資の実績ですが、前半はかなり調子が良かったのですが、大統領選を控えポジション変更の動きがあり、日本株から資金が大きく流出しましたねー。特にマザーズなどの小型の新興株を保有の皆さんは大きな打撃を食ったのではないでしょうか?私のその一人ですw

数値的には運用初の含み損が発生してしまいました。
中身は下記の通りです。▼▼▼

10月分2

10月中頃までは含み益+20万円(+10%)程度だったのですが、そこからガクッと下がり今や-7,300(-0.38%)【11/2時点】まで下がっています。
しかし、その直後の相場では反発して株価は上昇していますね。材料としては大統領選の結果がどっちに転んでもコロナ対策はやるようだし、そんな悲観材料は実際のところないよねーということで、投資家がやっぱり資金を戻しているのではないでしょうか。一つ懸念点としてはコロナ第2波が来ているようなのでまた近々暴落の可能性があるということくらいですかね。

まっ!いずれにしても我々個人投資家は、今回のような下がり局面の時は、買い付け資金をいくらか残しておいて、日頃目を付けている銘柄が買いの閾値を下回ってきたら購入を検討するということをやっていきたいですね。

なかなか下がり局面で買い向かうのは勇気がいりますが、それは自分のファンダ分析に自信を持っていくしかありません。そのためにも日々精進!ファンダ分析のスキルを上げていきましょう!

さてさて、直近の相場状況は…【11/2時点】

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TOPIX全体としては資金は大型安定株へ向かい回復を打っていますが、やはりマザーズの小型新興株などが中心に売られているようです。

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マザーズを見ればよくわかりますが、外国人が大きく売って、個人信用がなんとか支えようとしていることがわかります。大統領選前に外国人を中心にポジション変更の検討が入ったのだと思います。

この状況ではこの先どうなるか全くわかりませんでしたので、TwitterのTLには個人投資家の不安が多く流れていました。11/6現在はまだ予断を許しませんが、ほっと一息また上昇相場が戻っていたのではないかと安心の声も聞こえます。

10月の売買状況

さて、かく言う私の10月の売買状況です。

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9/16に菅総理が爆誕したということで、デジタル銘柄の分析に勤しんでいました。あーでもないこーでもないと売買をしています(^^;

クエスト、クレスコ、システムインテグレータはいずれもDX株ですが、直近EPSの上昇は少ないと見て投資したけどすぐに売っています。この時DX株で残したのは、
9702 アイ・エス・ビー
3916 デジタルインフォメーションテクノロジー

ですね。この2つは長期でホールドしようと思います。

長期ホールドを悩んでいるのが3773 AMIです。音声認識のパイオニアです。お医者さんが患者さんと向き合って診察できるように声で電子カルテを作れるというデバイスを作っています。コロナ禍で病院は赤字が多いし営業訪問も出来ないためかなり苦戦しているようです。他にはコールセンターなどの声を文字起こししオペレート対応の良し悪しをAIが判断するといったものもあります。

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↑ AMIはここ数年ずーと株価が下がり続けているんですね。
↓ しかしながら業績は反対に右肩上がり…
   ようやく2018年に金になるビジネスになってますね。

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↓当然、PERは割安になっていっています。

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個人的にはvoicyやstand.fmなどの音声市場は拡大すると思っているので、このような声のニーズは増えるのではないかと思っています。
例えば、声で発信した内容をAIが要約して1つのレポートに起こしてくれるとか。インフルエンサーが音声配信した有益情報を要約して1つの記事にしてくれるなどが流行ればいいんですがね。
個人的には、業績〇、割安性〇、将来性〇だと思っています。
もちろん財務健全性も〇。自己資本比率は91%です。
今期はコロナ禍で厳しそうなので下方修正で着地の可能性もありますが、おそらくそれも織り込んでの割安なのだといいように理解しています。
ちょっと多めに仕込んどこうかなー・・・。

次!
『3655 ブレインパッド』
これは前々から目を付けていたのですが、買いの閾値を下回ったので買った銘柄です。

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矢印のところで買いましたが、今見ると下手な買い方ですね。大統領選前のポジション変更を読んどけよ!って言いたいですが、結果論です。当時は52線の利確による下落ラインにタッチした瞬間に跳ね上がると思ってましたから手を出しました。

でもこちらのファンダはちょっと特殊なんですよねー。すぐには上がらないかも。むしろ4000円台切るのはちょこちょこあるかもです。なんでかっていうと投資期に入っちゃってるからです。

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2018-2019年ごろから収益が改善しEPSも100超えとようやくビジネスが軌道に乗り始めています。そんな中なぜ直近は減益が続いているのか?これの主な原因は人員の増加です。AIを開発している会社ですからデータサイエンティストや機械学習エンジニアなどの優秀な人材が必要です。このような優秀な人材は常に人手不足で引く手あまたなのですが、ブレインパッドは直近で人員を86名も増やしている。これほど多くの優秀な人材がこの会社を選ぶのだから魅力的な会社なのでしょう。販管費が大きく増えますが彼らが成長して利益に貢献しだすのには2~3年は掛かるでしょう。そのため、会社予測も21.6期からガクッと下がりEPS予測でも19しかありません。PERは200倍超。

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短期で売買している投資家には魅力的に映らないためここに資金を投下しようとは思いませんが、我ら長期のファンダ投資家からすると今はまさに仕込み時期に見えます。一見EPSが悪いからスクリーニングにも引っ掛からないが、中身を見ればEPS悪化の原因ははっきりしている。今は種まき時期で数年後の収穫期がなんとなく見えている。将来が楽しみですねー。

それでは最後に10月の長期ホールド銘柄の詳細シートを貼り付けていきます。

3916 デジタルインフォメーションテクノロジー

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9702 アイ・エス・ビー

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3773 アドバンストメディア

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3655 ブレインパッド

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他にもたくさんの企業を分析していますので、気になる方は一度HAPPOのインスタグラムにも足を運んでみてください。リンクはプロフィールに貼り付けてあります。

それではGood Luck!!!


※本記事は個人の投資記録日記であって投資を促すものではありません。投資は自己責任です。自分でしっかり銘柄の分析を行い納得した上で投資を行いましょう。

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