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イノベーションが生まれる仕組み

イノベーションが生まれる仕組み」について、先端的UXデザインコンサルを推進するNTTテクノクロス主催のイベント「社会課題と企業活動の接点を探る:共創デザインの最前線」で、お話ししてきました。私がお話ししたのは、次の三点。1. イノベーションが生まれる仕組みとはどのようなものなのか、2. デンマークのイノベーション事例や私の今までのプロジェクト経験、3. 明日から始められるイノベーションを生み出す仕組み、です。主にリビングラボの観点からお話ししました。リビングラボをコトバとして知らなかった概念だと話に来てくれた方は、色々と考えさせられたとおっしゃってくれて、何か伝わったものもあるのかなと嬉しいひとときでした。

NTTテクノクロスさん、ガチガチに入れれば100名入る箱を用意くださって、60人ぐらい参加表明があれば御の字だよねと話していたのですが、蓋を開けてみると1週間前には100名の参加表明が!前半の講演と後半のワークショップ、両方ともに多くの方が関心を見せてくださって、イノベーションやデザイン手法に真剣に取り組んでいる人たちも大勢いることがわかり、かなりアゲアゲな気分の3時間でした。

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恐れ多いことに、日産のデザイン室、ソニー、NEC、ダスキン、前田建設、ダイワハウス、高齢社会共創センター、ベネッセ、野村総研、信興テクノミスト、デンマークとも縁の深いMembers、文部科学省、そしてNTTの各所から多くの方がいらっしゃってくださり、しかも、色々と議論ができたのがとても良かった。共創するんならデザイナの役割って何なの?シニアハウスでリビングラボやって実際に製品出してます!という方や、実際にリビングラボを始めたんだけれども次どうしよう?という方も。最近面白いエッジの効いたデザイン手法を取り入れたイノベーションの取り組みや、リビングラボの取り組みが数多く日本でも見られるようになっていて、海外に知られてないのは本当に勿体無い。

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最後に言及をどうしてもしておきたいこと、NTTテクノクロスのグラレコ隊。ものすごい感銘して、しつこいぐらいなんどもNTTテクノクロスに確認してしまった。同じTシャツに身を包み、自作のペンホルダーを腰に巻き、コンセプトたっぷりの我々の発表を見やすい形でヴィジュアル化するその技術に驚きを感じえません。自分たちでトライアンドエラーでスキルを上げてきたとのこと。勉強会なども積極的に開催してきたようですが、大企業の特権を活かして(?)実践を積みまくったそうです。発表している間も黙々としかも俊足で作業するグラレコ隊が気になってしかたなかった。

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