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エアコンつければいいのに


蒸し蒸しと、曇って暑い。
どんよりした朝。

去年にも増してぐずぐずした気候に嫌気がさして、予定があるのに朝からワインを手に取った。


あぁ、みんなみたいに生きれない。

みんな起きてコーヒー飲んで朝ごはん食べて出勤するのに、なんでそうしないんだろう。

昔から人と同じことをするのが嫌いだった。
みんながまっすぐ行くなら、一歩右に出た道に進む方だ。

就職活動で面接に並ぶ列にみんな綺麗に一列になってた。
わたしは一歩右に出て歩いた。
エスカレーターもみんな左に乗るけど、わたしは右に乗って歩いてる人の列を止める。

自分に正しく生きているとそうなる。

社会に沿ってしまったら、自分じゃなくなるのでどうしてもできない。

だから、今日はアルコールを飲んでいる。
社会的にダメなことなのに、わたしの心は虚しく満足する。

じぶんはいつも極度に緊張しているのかもしれない。

アルコールが体に入ると、本当にやりたかったことができるときがある。でもカラダは正直にどんどん疲れていったりして、矛盾が起こってしまう。

そんなしけった考えと、泥のようなカラダを持ってる。

どんどん床に垂れてくスライムのように、椅子に深く腰掛ける。ドロドロと垂れてはまた、まとまって。


よくなったり、悪くなったり心も体も忙しぇ。

いまは泥のように生きる時間なのかもしれない。

それもまた低空飛行のわたしのようで安心していいか。いまのわたしには得意なことも好きなこともあるから。今はそれがかろうじて味方してくれている。


おはようみんな。

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