祈ること

わたしはクリスチャンの家庭に育ちました。
でも、わたし自身は両親には申し訳ないけれどクリスチャンだという自負はありません。
それでも、クリスチャンの家庭に育ってよかったと思うこともたくさんあります。

中でもいちばん両親に感謝しているのは
祈りを教えてくれたことです。

両親は当然、キリスト教の神に対して祈るわけですが
わたしの場合は、何かの神様に対して祈るわけではなく
こうなりますようにと心を込めて願う、という感覚です。
神様はいないと今現在は思っているわたしですが
不思議な思いの力、祈りの力はあると感じています。

祈ると、心が落ち着きます。
無宗教の方にとっては、瞑想みたいなものかもしれません。
自分のことを祈ることもありますが
人のことを祈ると、特に心が癒やされるのを感じます。

寝る前に毎日、胸の上で手を組んでいろいろなことを祈ります。
きれいな言葉を使うように心がけます。
そうすると、さらに心がやさしくなっていくような気持ちになるからです。

大好きな友達のことを思い浮かべて、しあわせや健康を祈ります。
明日も笑っていてくれるように。元気に仕事ができるように。
美味しくご飯を食べられるように。
気持ちよくグッスリ眠れるように。

そうして祈っていると、少しずつ眠くなってきます。
すべてが叶うような気持ちのいいフワフワした温もりに包まれて、そのまま寝てしまうこともあります（笑）。

今夜も祈りながら寝たいと思います。
遠く離れた友達にも、伝わればうれしいです。
毎日祈っているよ。健康としあわせと、最高の笑顔を。

おやすみなさい。