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おもいがあふれすぎて、言葉にならない

おもいがあふれて、ことばにならない。


彼女が歩んできた道をおもう。

歌手になりたいかときかれ、なりたいと答えた10歳の日。
四谷三丁目のアパートで独り暮らしをした日々。
子どもであることを捨てた日。
15歳で家族を養うため年齢を偽ってキャバレーでうたっていたこと。
苦節15年、おもいで酒が200万枚の大ヒット。
独立、出逢いと別れ。

 「言わなくていいことなんかいっぱいある」

私が見ているものはきっと彼女の人生のほんの一部。


彼女の歩んできた道を思う。

私が生まれる遥か前から歌っていた。
赤ん坊が大人になるその歳月を、彼女は既にうたで積み上げていた。
生きることはうたうことだったと言っていた。

 「うたうことは泣くことよりも哀しい」

それでもうたい続けてきてくれたこと、ただそれだけで有難い。

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 「自分のうたができちゃったんです!」

自分の人生、想いを全力で乗せられる、そんな楽曲と出逢えてよかった。
小林幸子の人生を乗せた全身全霊の歌声は、きっと誰かの力になる。きっと誰かの背中を押す。そしてきっと、誰かの歌になる。


白と黒と真白
LaLa LaLa LaLa LaLa La LaLaLa
涙 うずくまった後は
立つしかない

そして 立ち上がった君に
君に幸あれ
君に幸あれ

”今こそ、この歌を通して世の中に「幸せの種」を蒔いていきたい”

”君に幸あれ”

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