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ストーリーは突然

いつだってその人のオモイデには
その人の誰かが
その人の事が
その人の状態が
あるわけです。

ふと思ったんです。

なんでその写真を選んだか。
その人にはそれを選んだストーリーがあるから。

ballaholic ディレクター/デザイナーであるタナさんが
Ballaholic 2014-2019
写真集を発表されました。

それはそれは私ごとながら
心躍る内容。
そんな簡単な一言でいいのか

良い。私はそうなのだから。

そんな作品.写真集を出されました。

それからInstagramでは関係者の何名かが
写真集のページを開いて映る写真が
どこかのページを指差し表情を膨らませる写真が
タナさんのInstagramからアップされ始めました。

それを見ていて感じたんです。

瞬間を切り抜き、息させる写真が
どれだけのストーリーをどれだけの人に与えているのか
どれだけ膨大な関係値が広がっているのだろう。

オモイデって結局そうなんでしょう。

そんな単純な話じゃないんです。

まずなぜ写真を見て
笑顔になり
考え
思い出し
感動するか

その瞬間を切り取って息をさせる事ってそんな簡単じゃないんですよ。たまたま撮れた一枚も、狙って取った一枚も写真を撮るために生まれた訳では無かったり。

そんな瞬間が何人もの人の目から頭に
沈んでいるのです。
それを浮かし貼ってくれる写真。

容易ではない。

だからこそ幾つものストーリーが生まれていく
キッカケでもあるのでしょう。

なんでそのページのその写真を選んだか。
予想はできません。
でも理由はあって
それを伝えたらタナさんは共感するかも
もしくは知らないかも。
そのまた裏にはこんなストーリーがあって、、、
ストーリーがストーリーを生む。

ストリートなんですかね。

18歳の夏この背中に圧倒されました。

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