グレープフルーツの好きな君 (poem-no-tsumori)
仕事帰りに寄ったスーパーで
グレープフルーツが売っていた
最近あんまり見ないなと、
曖昧なオレンジ色
僕が思うグレープフルーツは
確か黄色だったと記憶に訊いた
近づいてみるとサンプルが
一つが真っ二つに、カットされていた
僕の記憶と違ってる
薄い黄色じゃなくて、それは赤みがかったオレンジ色
黄色じゃないんだ、と思った瞬間
僕はびっくりしたんだ
赤いグレープフルーツが
好きだと言った、君のこと
すっかり忘れていたことを
思い出したんだ
スーパーの果物コーナーで
君にフラれたことまで思い出して
ジューシーなグレープフルーツ
苦味だけが口に、残ってる
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今日は忙しくて散文を諦めました。ヘッタクソな詩(のつもりです…)を、お読みくださった方に感謝申し上げます!
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