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1000年前ならって考えている。

 人生100年時代、なんて聞くとそんなバカなわけあるかと思いつつ、年金のことを考えたり、イデコとかしなきゃなあなんて思ったりする。

 健康に気を使って、あすけんやったり、自炊したり、リングフイットしたり、散歩したりしているのだ。

 長生きできる確証なんてないけれど、たいていは、生きられると思って、今日を生きている。

 1000年前、平安時代なんて、平均寿命が30歳なんだから、世が世なら、もう自分なんてとっくのとうに往生している気がする。

 源氏物語の若紫の祖母なんて、40歳ぐらいで今にも絶えてしまいそうなくらいに弱っていたよなあと。

 伊勢物語の最後和歌、

 ついにいく道とはかねて聞きしかど昨日けふとは思はざりしを

 なんてまさにそうだ。
 誰だって、それが自分だなんて思わない。


 いつどんな形で、この人生を終えるのかわからないからこと、やりたいことに挑むことというのは、悔いのない生き方なのだと思う。


 どうしてこんなことを書くのかというと、近しい人がコロナに感染したり、訃報を聞たりしたことがきっかけなのだ。

 そのとき、その人はどんなことを思っていたのか? 
 そのとき、自分だったらどう思うのか?

 そんなことをつらつら考えていて、なによりも苦しいのは、自分がそうなってしまうよりも、大切な人に残されてしまうことの方が、絶えられそうにないってことだ。

 なにか、没頭できるものが必要な気がする。
 人生を賭けられるくらいのなにか。

 やりたいこと、全部できるなんて思わないけれど、
やりたいって思えたことをとりあえずは、やっているから、悔いはない。

 思えば、今年は占いによると大殺界やらと運の巡りがよくないそうだが。
いろんな縁があって、やりたいことに取り組めているからありがたい。


 とりあえず、腰を据えてできるかきりやりたいことに取り組んでみようと思っているのだ。




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