見出し画像

靴下とスリッパと羽毛布団 週末日記 1月31日〜2月5日


1月31日

 薬が切れると咳が続いて辛い。今日から自宅療養の健康診断が保健所でされなくなる。Her-sys(厚生労働省新型コロナウイルス感染者等情報管理システム)の健康報告を続けてる。家族に移したらどうしようと考えて、ちょっと泣く。『suits』を見るのにも飽きてきて、シーズンを飛ばして見たいところだけ見てた。寝過ぎて眠れない。久しぶりにお風呂に入って気持ちよかった。


2月1日

 だいぶ回復してきた。暖房のない北向きの部屋で、少し窓も開けて換気しつつ、こもっているわけだけど、さすがに今日は寒かった。水筒にお湯を入れて、体に挟んで温めるだけでも全然ちがうや。靴下とスリッパは履いてるだけでちがう。「陥落の前に」を読む。SFというよりも、幻想小説やファンタジーに近い内容で、歴史上のもしかしたらあったかもしれないifの話なんだろうか? 掲載誌もSFではないけれど、中国のSF賞を受賞してるから、歴史SFの文脈で評価されたのだろうか。


2月2日

 夏茄のレジュメ、一つ完成した。あともう一個。ふう、となってちょっと本を読む気にも書く気にもなれず。『suits』を見たい話のところだけ見た。マイク・ロスの転身ぶりがすごい。刑務所行っちゃうところとか、出社して、弁護士資格貰うとこまで見る。シーズン7からサムネイルのロスとハーヴィーのツーショットじゃなくなってて、シーズン8ではマイクの姿が見えなくて、ググるとまさかレイチェル役と降板とは…。ちょっとショックだった。そしてレイチェル役がサセックス公爵夫人ってこと初めて知った。そんな感じで殆ど元気に一日を過ごしてる。部屋から出たくなる。


2月3日

 朝の羽毛布団はぽかぽかしててあったかくて幸せ。去年買ってよかった。節分。豆を年の数だけ食べた。もう20代が終わると思うと、ここまで生きてこれたなと。目標としていた仕事についたし、結婚もできたし、小説も書いてるし、成せばなるようだ。あとは深めるだけか。斎藤環さんのnote読んで、ルックバックとチェンソーマン読んだ。藤本タツキさん、同い年か。描けるように読める人とはきっとこういう人なのだろう。センスが違う。少年の日の思い出を写経する。やっぱりいい小説。こんなものを書きたい。SF創作講座の作家コースの申し込みの締め切りが早すぎてびっくりする。猛者が集ってもはや素人が参加するのも怖いような。今年は遠くから眺めて楽しみたい。浮いたお金で、他の創作講座に参加する。読んでない小説も読みたいね。


2月4日

 ずっと色々考えてきたはずなのだが? でも途中で寄り道もしてたからしょうがないか。なんていうか、これに向かってやる!って決めたらそれしか考えないことも必要かもしれん。まだ色々と考えて、やっと方向性決まって描けるかな?ってところ。木曜日元気になったから服薬するのやめてみたら、朝から咳き込んでつらかった。昨日元気だったから家族から普通に扱われて辛かった。半日寝込んで元気になる。


2月5日

 〆切。まだ書いてる。書き終わるとは思うけど、やっぱり逃げちゃだめだよ。逃げない強さを持ちたいものだ。オンラインイベントに参加する。2021年のランキングを語り合う。どんな本があるか知って面白いし、きっとハズレもないのだろう。気になる本はこうやって頭に残って何れめぐり合って読む気がする。まだまだ積んでばっかりの本をどうするか。早く読まねば。シラス も見てない配信が増えてきた。見ねば。


雑感

 自宅療養で、じっと家に引きこもり続けるのも限界を迎えた。メリハリがないと本も読めないし書きものも進まないもんだ。でもそろそろ期間も終わるわけだけど、やっぱり働くのはめんどくさい。働けるのか心配。

良かったら応援よろしくお願いします。たくさん書くと思います。