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Kindleノベルフェア+期間限定セール! 50%offも、この機会に海外小説を

昨日からアマゾンでKindleのノベルフェアをやっています。6月30日まで。葉っぱの坑夫も6冊の本で参加しています。すべて50%offです!
なかなか手の出ない海外の小説、あまり知られていない作家や風変わりな作品などに触れてみる良い機会では?
以下に葉っぱの坑夫から参加している本を紹介します。

ニイ・アイクエイ・パークス著
2010年度のコモンウェルス賞最終候補作品となった、ガーナの作家ニイ・パークスのデビュー小説。何百年にも渡って変わることのないガーナ奥地の村ソノクロム、そこで起きた奇妙な事件。ミステリーと昔語りのストーリーテリングの交錯が読者を引き込む。
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エゼケル・アラン著
主人公ケニーの子ども時代(ジャマイカの1970年代、1980年代)は、政治的混乱と経済破綻で、国は沈下の一途をたどっていた。歯止めの効かない貧困、恥の象徴である無学、大人たちの暴力と反モラル、共同体を不吉におおう迷信や呪術、、、そんな「クソ忌々しい村」をいつか出てやる、とケニーは心に誓う。実話に近い長編小説。2013年度コモンウェルス賞受賞。
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レイ・ティ・イェイム・トゥイ著
ベトナム出身の作家による自伝的小説。1978年、一人の少女が、ベトナム南部の村を小さな漁船に乗って離れた。サイゴン陥落から三年後のことだった。難民となった少女は、シンガポールを経てアメリカに渡る。

著者:リカルド・リジエス、フェデリコ・ファルコ、アンドレス・レッシア・コリノ、 ダニエル・アラルコン、アンドレス・フェリペ・ソラーノ
​​マルケスやボルヘスの孫の世代にあたる、1970年代~1990年代生まれの南米の作家たち。イギリスの文芸誌GRANTAや、NEW YORKERに掲載された短編小説などを収録!

著者:フェデリコ・ファルコ、ルイサ・ガイスラー、ファビアン・カサス、カローラ・サアヴェドラ、アンドレス・フェリペ・ソラーノ
「レプブリカとグラウの交差点」につづく南米の若手作家を集めた短編小説集。あまり例のない画期的な文学選集。
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オラシオ・キローガ著(絵:ミヤギユカリ)
南米アルゼンチンの奥地、ミシオネス州のジャングルを舞台にした童話集。ハナグマ、カピバラ、コアリクイ、コロコロなど南米原産の野生動物が、楽しくにぎやかに登場。

来週火曜日に「とっかかりがない、海外文学への狭い道」のタイトルで記事を投稿する予定です。日本であまり(ほとんど)知られていない作家や作品を翻訳、出版してきた葉っぱの坑夫が考える、海外文学の現在について。

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