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Vol.55 のみさんぽ~湘南に暮らす鍼灸医学者が感じるウェルビーイングとの歩き方~「食べたいけれど食べすぎる」その1

食欲の秋です。
食べたい気もちとは裏腹に、食べた後に『食べ過ぎた』と感じてしまう非効率な状態について、11月はハプラス湘南流の向き合い方をお届けしていきます。
最初は、野溝院長のラジオから。
旅先で、感動する〇〇に出逢ったとのこと。自然と想いを馳せてしまいます(*^^*)


食に時間を割くことを後回しにしていることには気がつくべき

(のみぞ)
僕の場合、ハラの底から食べたーーいとなれば
ハラが何を食べたいか心を澄まして
それに従う。
食を味わっている時には
口の中で、「舌はなんて言ってる?」「ほっぺの唾液腺はなんて言ってる?」
って尋ねたりします。

―へぇー!
そんな(面倒くさそうなこととはさすがに言えないので言葉を選びますが)丁寧なことをしながら、ご飯を食べていらっしゃるんですね~!
ちょっと、イメトレしてみました。。。。ご飯は口の中に入っていませんが。
「舌は、何て言ってる?」ってモグモグしながら聞こうとしたら、びっくり。
意識が口の中に向いたと同時に、「うわ、いつもは外に意識が放出されるように向いてしまっているわ!」と気づきました。
何も食べていないイメージトレーニングなのに、この気づき。
実際に食べている時は、気もそぞろ、だったんですね~。

(のみぞ)
きっと他の何かを優先して忙しいのだと思いますが、
食に時間を割くことを後回しにしていることには気がついてほしいです。
頭からの指示を受けての欲求なのか、身体全体での求めなのかによっても
欲しいものも量も違うかもしれない。
食は生命を繋ぐものだから、
心を亡くしては
「いのちの塊」の食物と「いのちの受け皿」のお口や体との
楽しく豊かなダイアログはできなくなって
もったいないなぁって思います。

―こうして野溝さんから言われないと、食べ物と対話なんて、しないんです^_^;
でも、ほんとうに!不思議でした~。口の中に食べものが何も入っていないのに、モグモグしながら「舌は、何て言ってる?」って聴いてみたら、自分が口の中に話しかけている気になりました。自然と目をつむっていたし、とても集中している感じがしました。これは、ぜひ、この場で、皆さんにも試してみていただきたいです。モグモグと。

イメージトレーニングをしたところで後編は11月30日公開の予定です。この半月の間に、舌に口に語り掛けてみるのはどうでしょうか(^^)/

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