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マイホーム完成直前で起こった悲劇

住まいのお金FP相談室の真崎です。

「もうすぐ念願のマイホームが完成だ~(^^♪」
と、ウキウキしているお客様を襲った突然の悲劇・・・

現在、内装工事中で5月上旬には完成引き渡しの予定でした。

その頃になると

新居にはあれを買って~(ワクワク(*^^*))

ここにこれを置いて~(ウキウキ(#^.^#))

と、夢のマイホームに心を躍らせていたことでしょう。

「完成が不安で仕方ない・・・」
とハラハラすることは無かったはず。

しかし、住宅会社からの連絡が波乱の幕開けでした。

完成目前のいまになって、建物が本来立つべき場所に建っていないことが判明 ( ゚Д゚)

よくよく話を聞くと、設計図面通りの場所に建っておらず、お隣の土地へ建物の一部がはみ出している状態だとか。。。

つまり、越境です(*_*;

このままではお隣の土地所有者とトラブルになることは目に見えており、

越境部分の撤去=解体=建築のやり直し

となりかねない状況でした。

マイホーム

では、なぜこのようなことが起こったのでしょうか?

住宅を建築する際には、着工前に地縄張り(縄張り)と呼ばれる作業を行います。

これは設計図面を確認しながら、縄やビニールひもで建物の輪郭を敷地に形どっていく作業です。

この縄張りの作業では、お隣の土地との間にある境界杭との距離なども計測し、建物の位置に間違いが無いかを確認していきます。
(境界杭について詳しくはコチラ

この縄張りの作業を行うことで、建物の外周に人が通れる余裕が敷地内にあるか、なども把握できます。

しかし、今回はその縄張りの段階でミスが起こり、工事関係者はず~っと誰も気が付かず、今になって間違いが発覚した模様(*_*;

現場監督や設計士は、現場の何を見ていたんでしょうかね。

お客様は突然のことで驚きつつも、

「どーしてくれるんだ!!<`ヘ´>」

って当然怒りますよね。

そんなすったもんだがありましたが、幸いにもお隣の土地が空き地でした。

今回の解決策として、隣地を住宅会社が買い取り、建物が越境している部分の土地をお客様へ寄付することで問題を解決したようです。

今回はたまたま隣地が空き地であったこと、その土地を購入するだけの資金を住宅会社が持っていたことで、比較的スムーズに解決ができました。

しかし、もしお隣が既に住宅が建っていて居住していたとか、住宅会社に資金的な余裕が無かったら解決は長引いたことでしょう。

今回建築を請け負った住宅会社は、誰もが知っているような超大手のハウスメーカーです。

それでもこのような初歩的なミスが発生してしまうんですね(*_*;

縄張りをする時には、張られた縄の部分と土地の境界を自分でも確認し、少しでも疑問があれば現場監督などに説明を求めた方が良いですね。

縄張り

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