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〜アメリカの大学受験あれこれ〜出願編

お久しぶりです!今日はアメリカの現地の高校で経験した大学受験の準備のあれこれについてお話しさせてください!FIrst year (新入生)としてアメリカと日本の大学、どちらにも出願した私の経験をもとに語っていきます。少しでも参考になれば幸いです☺️

「大学受験」 といえば?

みなさんは「大学受験」と聞くとどのようなイメージが湧きますか?日本人として、やはり早い段階から試験に向けてたくさんの勉強をするといった考えを持つ方が多いと思います。真面目な人が多い日本人だからこそ、進みたい道への意志が強いのでは!

アメリカの場合、入学審査が主流ですが、スポーツで入る生徒もいます。高校四年間を経験して分かったことの一つが「勉強が全てではない」こと。アメリカでは学業だけで合否を判断することがないのです。そのため、大学側は成績だけをみるのではなく、教室外での人間性を見極めています。

下準備

  1. 課外活動・Extracurricular Activities
    実際に最終学年の12年生(Senior)の秋/冬に出願し始めるのですがその前から準備は必要になります。先ほど述べた通り、教室の外での活動はかなり重要になってきます。少しでも参加してみたいと思った部活動に複数入ったり、ボランティアできる場所を早い段階から確保することが大事になってきます。

    私は9年生(freshman)の冬に渡米してきて、コロナなどもあったため、部活もボランティアは10年生の半ばから始めました。ボランティアに関しては、お店に週一で仲の良い子と通っているのですが、会話力も上がる他に社会経験ができている貴重な場所だと強く感じます。もちろん大学受験のためにも始めましたが、人として一歩成長できる機会だと思うので強くおすすめします!できる場所を早い段階から確保することが大事になってきます。

  2. Essay に向けた自己分析                        エッセイは、出願の際にかなり重要になってきます。なぜなら自分について、入力した情報だけでは伝わらないことを伝えられるからです。そのために自己分析が大事なのです。自分はどのような環境でどのような分野を愛いたいのか、そして何よりもなぜ大学らは自分のような人間を受け入れるべきかがわかる魅力、などを分析し、把握するのです。これは5分で終わるような簡単なことではないからこそ、時間をかけて少しづつ見つけていきます。

    私の学校では11年生(Junior)の初めから自己分析ができるようなワークシートを定期的にもらい、お世話になっている先生や仲のいい子からの評価をもらうなどといった取り組みもありました。自分を知ることは人生において得できることだと思います!

  3. Recommendation letter の準備
    出願する際に大半の大学が必須とする recommendation letter(推薦状)も合格へのカギとなります。11年生の時にお世話になった先生に依頼をすることが多いので、信頼できて頑張ったと言い張れる科目の先生にお願いすることが大事だと思います。11年生は大学受験において勉強を頑張る大事な年でもあるので、やはり先生と良好な関係を保つことで気軽に推薦状のお願いができますね!

  4. 大学訪問!
    百聞は一見にしかず、といった諺がある通り、ホームページで情報を探るだけでは実際に見に行った時の印象と異なることが結構あります。今までの教育環境とは大幅に違うので訪問することの楽しみもあるはずです!

資料などが整った後の出願方法

  1. Common App へ登録                         全てオンラインで出願をするため、大半の大学が受け付けている出願サイト"Common App"に登録します。

  2. 様々な情報の記入
    自分と家族の個人情報、オプショナルでSATやACTなど(大学受験においての統一試験)の結果、課外活動やエッセイを記入します。(正直こんなことまで聞いてくるの?という程に沢山の情報を入れました笑笑)

  3. My Colleges に大学を追加し質問に答える
    出願したい大学を登録します。そうすると、大学独自の質問(どのような学部を考えているのか、寮の使用の有無、家族や親戚内の誰かがそこの大学に通っていたが、など)があるので答えていきます。
    ・余裕を持って大学に申請する1、2週間前に終わらせておくと安心ですね!
    (心配性の私は早めに取り組みましたが、大学の出願期間ギリギリに全て記入し終えた友達もいるので本当にあなた次第!笑)

  4. お支払い
    Fee waiver (支払い免除) をもらったりしている場合を除いたら、各大学に出願費を支払う必要があります。これでCommon App 上でのステップは完了です!

  5. 各大学のポータル上で書類の有無などの確認後、完了!
    コモンアップでの出願完了後、大学からメールが届きます。各大学があなた固有のApplication Status (ステータス)があるポータルを作成してくれるのでログインします。そこで足りてない書類などの有無を教えてくれるのでその指示を従い、結果を待つという形です。
    ・定期的に確認することでスムーズに出願プロセスを終わらせることができます!

  6. 結果
    大学側が結果を出す時もポータルを通して確認します。事前にコモンアップに登録したメールに「結果が出たよ」といった通知がきます!


まとめ

簡潔な説明でしたがこれが大まかな出願方法です。
かなり簡単に出願できるので、少しでも興味がある大学や、挑戦してみたい!と思える大学がある場合、ダメ元でも受けてみることをおすすめします。

もう少し詳しく知りたい方や質問がある方はいつでも気軽に聞いてくださいね!できる限りお答えします☺️
最後まで読んでくれてありがとうございました!

それではばいばい〜!



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