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#33 「ティール組織」「ホラクラシー」を学ぶならコレ!

2018年に日本で発売された「ティール組織」は、今までの組織論を覆す画期的な書籍でした。

とても話題になったので、知っている方、買った方、読んだ方…がいると思いますが、この本とっても分厚くて、「読了した!」という方、ほとんどお会いしたことありません(;^_^A。

私は、この時、ちょうど自律型組織を学び始めたときだったので、必死に読了しました!ただ…やはり海外の書籍であり、研究本のため、事例があるのはいいのですが、そうなると言いたいことがぼやけてしまう…

自律型組織の実用書…というには、ちょっと使いづらい本でした。


さらに、自律型組織や経営を学ぶ方は、聞いたことがある「ホラクラシー」。この書籍が、まぁ~~~~分かりづらい(笑)。私が賢くないせいか、全然意味が分かりませ~~んでした(;^_^A。

しかし、なんとなく言いたいことは分かる…が…しかし…と頭の中をグルグルしていました。


そんなこんなで、分かりづらい本を読み漁り、自分なりに組織をつくってきたのですが、うちの会社もそろそろ役員が生まれるため、私がいなくなってもちゃんと理論的に自律型組織について、学び実践してほしい…と思って、社員に進めているのがこちらの本。

こちらは、ティール組織とホラクラシー経営に造詣が深い、吉村史郎さんが書かれた書籍です。

以前、史郎さんの研修に参加させていただいたことがあるのですが、最先端の経営をされているにも関わらず、物腰が柔らかく、親しみやすい方。

勿論研修は分かりやすい中でも機知に富みとても刺激的だったことを覚えています。


さて、この書籍では

◆ティール組織とは何か?

◆次世代型組織の土台づくり

◆次世代型組織の事例

などが記載されています。


そもそも「ティール組織」とは別名「進化する組織」と言われるものです。
(※ティールは青緑色のことです。組織の形態を色で分けて分かりやすく説明しています)

史郎さんはティール組織のことをこのように言っています。

ティール組織とは、思い切って一言で言うと、「社長や上司がマイクロマネジメントをしなくても、組織の目的実現に向けて、進むことが出来ている独自の工夫に溢れた組織」のこと

実務とつなげる経営の新潮流 ブログより

さらに、ティール組織の形態としては大きく2つあって

1つ目は、社長や役員等の役職は若干残しながらも、社長や役員等が持っている権力が経営上、影響しにくい工夫を施している形態

2つ目は、社内上ではありますが、社長や役員等の役職自体を持たず、上記の1つ目の形態と同様に、ティール組織が実現され、運営されている形態

実務とつなげる経営の新潮流 ブログより

実は、ティール組織と言っても「これがティール組織だ!」なんてものはないわけです。

私は、友人である米澤晋也氏の「指示ゼロ」という言葉を使っていますが、これも、なにかこれが指示ゼロだ!なんてものはありません。


まだ、この書籍が出たころは、自律型組織や経営というものが体系化さらておらず、みなさん手探りで組織改革を行っていました。

その時期の試行錯誤の事例も記載されているため、「こういうことをやっている会社もあるんだな」と学ぶためには最適です。


今では、私のようにある程度、体系化して教育をしている所もありますが、なんとなく「ティール組織ってこうなのか~」なんてことを学ぶには、ちょうどよい書籍なのではないかと思いますので、ティール組織を途中であきらめた方、ぜひ、ご覧くださいませ♪



本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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