#83 「ごほうび」を自分たちで決めるとモチベーションが上がる
「社員のモチベーションを一発で、簡単に上げる方法知ってますよ!教えましょうか?」
と言ったら、どれくらいの人が飛びついてくるのでしょうか?
さて、そんな方法が本当にあるのでしょうか?
実は…あります。
それが…
ごほうびを自分(たち)で決める
です。
多くの会社で取り入れているのが【インセンティブ(成果報酬)】ですね。
「〇〇できたら、●●あげるよ」
ってやつです。
「目標達成したら、ボーナス出すよ」
「1位になったら、●●万円ね」
など、いわゆる『ニンジンをぶらさげる』ってやつですね。
確かに初めてやるときは、これでモチベーションが上がり、頑張る人も一部出てくるでしょう。
しかし、2度3度とやると効果がなくなるどころか、足を引っ張りあったり、創造的な思考や行動ができなくなり、全体のパフォーマンスは下がります。
今回はここは詳しく書きませんが、気になる方は、以下の書籍をご覧ください。
「じゃあ頑張っても、何もなし?それでモチベーション上がる?」
と聞かれそうですが、もちろんご褒美は設定したほうがいいと思います。
しかし、その内容(何を達成したら、何をあげるのか?)を社長が決めたら台無しです。
なので、
目標も達成したときのご褒美も自分(たち)で決めてもらう
のです。
ごほうびは、単純に賞与や金一封などお金そのものよりも、目標値に対して見合う金額を提示して、その金額から好きに使っていい…という感じで、ごほうびを自分(たち)で決めてもらいます。
特にパートさんが多い職場だと、金一封も難しいでしょうし、休みもシフトの関係で難しい…。
その場合は「達成したら一人1000円分」とか決めて、その1000円は自由に使っていいとします。
基本、個人目標は設定しないので、5人チームだったら、5000円の原資ができるわけです。
チームで美味しいランチを食べに行ってもいいし、豪華なケーキを買ってきて、食べてもいい。
それは、自分たちで決めてもらいます。
そうすると、驚くようにモチベーションが上がります。
やっぱり人って、コントロールされていると分かると、気合が入らないものですよね。
自分で決める「自己決定」を意識して、チーム運営をしていくと、自分たちで決めることの楽しさや重要性が分かっていきます。
ただ、パートさんなどの場合、いきなり「会社買収の投資額を決めてくれ」なんて言っても無理なので、まずは今週の今月の●●の売上個数とか、パートさんが自分たちで工夫できるレベルの所から始めてくださいね。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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