#38 「なぜ」から考え「対話」をし、指示ゼロチームになる方法
私が社内で「指示ゼロだ~~」と始めた5年前、とても乱暴にスタートしてしまいました。
いきなり「うちは、指示ゼロだから、みんなで考えて」と、社長の思考を放棄…してしまったかのようになってしまいました…(そんなつもりはなかったんですけどね(;^_^A)
※指示ゼロを進める簡単な手順はこちらをご覧ください↓↓↓
#36にも書いてありますが、まずは「指導をする」「教える」…ようするに
Teachingの状態というのは必要があるわけです。
「自分たちで考えてやってね」と言いさえすれば、指示ゼロになるかというとなりません。
例えば、「自分たちで考えてやってね」と言っても、いつまでたっても、掃除ができないし、先に回ってお客様のことを考えたりできない…
「なんだ…指示ゼロっていいっていうから指示しなかったけど、結局ダメじゃん…」
なんてことになったら、とても残念です…
もし、自分たちで気づいて掃除をして、常にキレイにしてほしいのであれば、「なぜ、掃除をする必要があるのか?」を教えなくてはいけません。
そして、対話の中で、
・どんな状態をキレイというか?
・そのためには、どんな掃除の仕方をした方がいいか?
・どれくらいの頻度で掃除をするのがいいのか?
・誰がやるのか?
などを、一緒になって話し合います。
まずは、この「一緒になって」が大事です。
その時に、「ああしろ、こうしろ」とは言いません。
可能であれば、「なぜ」のところから考えてもらいます。
「なんで、掃除をしなくちゃいけないと思う?」
と問いかけ、考えてもらいます。
そして少しずつ
「どんな状態がキレイだと思う?」
「そのためには、どんな掃除の仕方をした方がいいと思う?」
「どれくらいの頻度で掃除をするのがいいのかなぁ?」
「誰がやる?」
などと、対話を進めていきます。
そんなルール的なものを一旦作って、みんなでやっていきます。
その後、「掃除」について、「今のやり方でいいのか?」「誰か一部に負担がかかってないか?」などを話し合う時間を定期的につくれば、自分たちで考え動くようになります♪
あぁ~~~…私も、この丁寧な順番が分かっていれば、もう少し早く、指示ゼロチームになれたし、みんなにも負担かけなかったな…と、少々反省しています(;^_^A
みなさんは、時間や手間、負担をかけないように、自分たちで動き成果を出すチームになってくださいね♪
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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