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#40 〔書籍〕職場を幸せにするメガネ~がんばらなくていい、メガネをかけかえるだけでいい~

がんばっていないリーダーなんて一人もいない
「あなたは十分頑張っている」
部下も頑張っている

『職場を幸せにするメガネ』

自律型指示ゼロ経営に興味のある経営者の方は、『自分だけが幸せになろう』と思っている方は少ないでしょう。

私がサポートしてきた企業の経営者の方は皆

「社員、スタッフが幸せになって欲しい」

と心から願っている方ばかりでした。


そんな心優しい経営者さん、リーダーさんにおススメなのが、今回ご紹介する『職場を幸せにするメガネ』です。


私が学び、自律型指示ゼロチームの育成サポートのためにも活用しているのが、アドラー心理学です。

アドラー心理学では、誰もが「人生の主人公」として生きることができると言います。

自分の人生は、自分で描くことができる。他人の人生を生きることはないわけです。

そして、頑張っている経営者さん、リーダーさんが、もう頑張る必要はないと言います。

自分自身のことを認められるようになると、周りの人のことも認められるようになる
自分を受け入れられるから、周りの人を受け入れることができる

『職場を幸せにするメガネ』

がんばってきた自分をまず認める。

出来ない自分もダメな自分も、がんばってきた自分も全部ひっくるめて、自分のすべてをジャッジしないで受け入れる。

アドラー心理学でいう『自己受容』です。

それができれば、周りのことも認めることができる。

部下のことも、ジャッジ(評価、判断、分析)をしないで、信頼することができます。

そのためには、もっと頑張るのではなく『メガネをかけ換えるだけ』とこの書籍では説いています。


世の中に真実などはい。あるのは主観的な解釈だけだ

アルフレッド・アドラー

アドラーが言うように、私たちはすべてのことを、主観的な解釈で見ています。

要するに、自分だけの色メガネをかけているということです。

「ずっと信じてきたこと」「かたくなに信じていること」は特にお気に入りのメガネ

『職場を幸せにするメガネ』

だそうです。

「お気に入りのメガネ」は、外しがたいです。

しかし、

「自分は、自分たちは、どんな会社をつくりたいのか?」
「どんなチームになったら最幸だと思えるのか?」

それを考えていったとき、お気に入りだったメガネを外す勇気を振り絞り、別のメガネにかけ換えてみてはどうでしょうか。


とはいえ、まずは、

「自分は、何色の、どんなメガネをかけているのか?」

を客観的に見て、周りはそれぞれ違うメガネをかけていることを理解する必要があります。


これ以上がんばる必要はありません。

自分のメガネをしり、相手のメガネに共感し、たまにはかけ換えてみるのも、いいかもしれませんね。



本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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