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知っておくべき家計のはなし

こんにちは、はぴです。

今回は、節約以上に知っておくべき「家計」に関するお話です。

■こんな人にオススメ
・節約しているのにお金が貯まらない
・お金の不安がある
・目標に向けて貯蓄したい
・いつもどんぶり勘定だ
・家計なんて気にしたことがない
・そもそも家計って何?!

 今回のポイントは、単に節約術お伝えするのではなく、生活していく上で知っておくべき家計管理の方法についてお伝えするという点です。
これを知っておくと、節約や貯蓄上手になるのです。

節約が上手くいかない方、目標に向けて貯蓄したい方は、ぜひ最後までご覧ください!

(今回は、2回に分けてお届けします!)

家計とは?

そもそも、家計とはなんでしょう?

か‐けい【家計】 の解説
家族が暮らしていくうえでの、収入と支出の状態。家族が暮らしていくための費用。一家の生計。
                            goo辞書より

ここで大切なことは、家計とは単にお金のことを指すのではなく、「暮らし」と密接に繋がっているということ。そして、暮らし=生活のためには、「収支」と「支出」のどちらの視点も欠かせないということです。

いくら節約術を身に付けても、毎月の収支が赤字では、生活が立ち行がなくなってしまいますよね?

収支の状況を把握できて初めて、課題解決や目標達成に向けた戦略が立てられるのです。

それではさっそく、家計の把握方法からご紹介していきます。

家計を把握するために

 家計の現状を把握する際には、ひと月の収支を割り出す方法がおすすめです。
どういうことか?

例えば、給与などの収入は毎月決まった日にお金が入ってきますが、ボーナスや年金、子どもの手当などは数ヶ月単位で入ってきますよね?
つまり、賞与が半年に1回10万円入る場合は、
12万円÷6ヶ月=2万円と計算し、2万円をひと月の収入として、1ヶ月の収入額に加算するのです。

このように、毎月入らないお金は、ひと月の金額を割り出して1ヶ月の収支表を作成すると、家計の管理がしやすくなります。

自由に使えるお金を把握する

 月の収支が把握できると、1ヶ月に自由に使えるお金(=生活費)がどのくらいなのかが見えてきます。
自由に使えるお金とは、家賃、水道光熱費、携帯料金、保険料、学費などといった固定費以外のものを指します。
主に、食費、日用品、交際費などがこれにあたります。

つまり「自由になるお金(生活費)=収入-固定費」となるわけです。

自由に使えるお金が把握できると、ひと月どのくらいの金額で生活する必要があるのかが分かります。

毎月いくら節約しなくてはならないのか?
ひと月どのくらいまで貯蓄にまわせそうか?
という具体的な目標金額を考えることができるのです。

参考に、1ヶ月の収支表の例を紹介します。

(例)1ヶ月の収支表
【収入】
・給与 30万円
・ボーナス 2万円(12万円/6ヶ月)
・児童手当 1万円(4万円/4ヶ月)
*収入合計 33万円

【支出】
●固定費
・家賃 12万円
・水道光熱費 1万5千円
・通信費 1万円
・生命保険 2万円
・医療費 1万円
・子供の習い事 1万円
・子供のお小遣い 5千円
*固定費合計 19万円

●自由に使えるお金 
→33万(収入)ー19万(固定費)=14万円(自由に使えるお金=生活費)

では、上記の例を参考に、毎月の目標貯蓄額を考えてみましょう。
自由に使えるお金は14万円、
生活費は・・・(※以下の額はあくまで例です。実際収支表を作成する際には、実際にご家庭でかかっている費用を当てはめてくださいね!)

・食費 5万円
・交際費 2万円
・日用品 1万円 
・交通費 1万円
・予備費 2万円
  合計 11万円
14万円(自由に使えるお金)ー11万円(実際にかかっている生活費)=3万円
 →月3万円なら無理なく貯蓄できるかも!

どうでしょう?
収支状況が見えてくると、具体的に必要となる節約・貯蓄額も見えてくることが分かったかと思います。

まとめ

・家計状況を把握することで課題や目標が見えてくる。
・家計状況を把握するために、ひと月の収支を明らかにする。
・数ヶ月に一度入るお金は、ひと月の金額を割り出す。
・「収入-固定費」から「自由に使えるお金(=生活費)」を計算する。
・自由に使えるお金から、節約・貯蓄額を検討する。

 次回は、節約や貯蓄をしていく具体的な方法についてご紹介します。
今回のnoteが参考になった方は、ぜひ次回もご覧ください☻


はぴ

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