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マネジメントする上で一番大切なこと

最近、マネジメントの相談をされることが増えてきました。
・部下とコミュニケーションが取れない
・部下が望んだことをやってくれない
・部下の要領が悪い

などなど、相談の種類は様々ですが、共通して言えるのは、部下(や部下に準ずる人)が、自分の仕事の基準とあっていない。と悩んでいる人が多そうです。
つまり、期待はしてしまうけど、思うようにやってくれない。ということですね。優秀な人ほどそういう悩みを抱えているように感じます。
そこで、マネジメントの相談をされた際に私がお伝えする話をご紹介します。

一番大切な考え方

マネジメントする上で一番大切だなと思うことは「相手を尊重する」ということです。
仕事ができる人は、他人に対してつい「なんでこんなこともできないの!」と思いがちですが、相手は相手の正解があり、自分が良いと思う選択をしているはずです。
なので、「なんでこんなこともできないの?」と聞いたところで、相手からしたら「何を怒っているの?」となるのです。
(直接何を怒っているの?と聞く人はほぼいないと思いますが、頭の中はそういう状況だと思います。)

なので、まずはその人は、十分がんばっている。と認めるところからスタートです。(もっとがんばってほしいよ。という声があるのも重々承知ですが、まずは十分がんばってる。と思うのが大切です。)

3種類のタイプを見極めて!

仕事において、人間は大きく分けると3種類いると考えています。

■0から1を作るのが得意なタイプ
■1から10を作るのが得意なタイプ
■10から100を作るのが得意なタイプ

大体どれかにあてはまります。
なので、適材適所をしっかりと見極めてあげて、その場所で輝けるようにしてあげることが大切です。

仮に10から100を作るのが得意なのに、0から1を作り出す部署に配置すると、本人もキツイですし、マネジメントする側も大変です。

大体相談に来る人を見ていると、10から100を作るのが得意なタイプなのに、0から1や1から10作る場所で輝いてもらおうとしているから、お互いに不満を抱えてそうな気がしています。

最後に

「部下には期待しているから、いずれリーダーになってほしい」という意見もよく聞きます。
まず本人が望んでいるか、が大切ですね。
キャリアアップの一つとしてリーダーになる(いわゆる昇進)という選択肢もありますが、今の時代、働き方も色々あるので、リーダーになっていくことがすべてではないと思います。
なので、まずは本人の希望を聞きましょう。

その上で、0から1を作れる人になりたい。というのであれば、それのサポートを一緒にしてあげたらいいし、0から1を作るのは苦手だけど、リーダーになりたい。というのであれば、10から100を作っていく部署でリーダーを任せたらよいのです。

つまり、やり方は千差万別だし、一人ひとりにあったマネジメントをすることが一番大切です。

仕事をしていく上で「人との関わり」が一番難しいところではありますが、この考え方ができるようになると、何にも通用するなと感じています。

なので、ぜひ参考にしてみてください!

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