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カレーですよ4305(松屋 創業ビーフカレー)帰ってきた創業カレー。

Twitter。少々難しい形で話題になってしまった松屋の「オリジナルカレー」終売のニュース。わたしとしては、あれは範囲内、それほど騒ぎ立てるほどのことはない、と感じた。

カレーですよ。

そして。

「オリジナルカレー」あとを引き継いで、復刻された際に評判であったカレーメニューがレギュラーメニューとして発売、券売機のメニューラインナップに並んだ。評判高いごろごろ煮込みチキンカレー ではなく、以前あったフレッシュトマトカレーでもなくバターチキンカレー でもなく。

「創業ビーフカレー」

がそのポジションについた。
この選択と決定にはとても納得がい小物を感じていた。わたしがその意思決定を任されたとしてもこのチョイスになるだろう。

オリジナルカレーは大変良いものだった。ただし、良い意味で少々振り切った方向性を持たされていたカレーであり、多くの中毒者を産んだがさらに大きなマスにリーチするにはエッヂが立ちすぎていたと言う感もある。

さて、「創業ビーフカレー」。
早々に食べに出かけたが、やはりこれがなかなか悪くないものであった。

カレーソースはぽったりとした粘度高めのクラシックなカレーライスらしさ感じるもの。その中にたまに入る柔らかく煮崩れる手前のニンジンやタマネギが入る食感も好感が持てる。

味はふくよかでオリジナルカレーの尖った感じがなくより多くの人が好む味になった。
ジャンル分けというもの自体がナンセンスだと感じる昨今であるが、あえていうなら、欧風、ないしは洋食的なアプローチのカレーだと感じる。

ビーフ、うまい。ちゃんとうまい。満足感高い大きめサイズのビーフが入っていた。
繊維がほどける手前位まで上手に煮込まれており、これは大変によろしい。

皿に黄色く残る油も愛おしく、足りないのではないかと心配された辛さも、結果としてオリジナルカレーのすこし手前くらいまでの辛さが確保され、これは明らかに上出来のカレーライスである。

大変に良くできたカレーと素直に感じられる。

これを今出すというのはビーフカレーというものがもうひとつ軽んじられる昨今において大変貴重で面白い動きとわたしは感じる。

ちょっと懐かしい要素もある、アイドルであった頃の咖カレーの復権という感を覚えるものだった。

知らぬ間に常食、という流れができそうな良いものだった。


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