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元カレのLINEと写真を消した

元彼と別れて2ヶ月。
1年以上週に1度は会っていた関係性から完全に他人になった。
私とは合わないと判断をされて別れた。
たくさん撮ってくれた写真、思い出いっぱいのLINE。取っておくという選択肢もあるだろう。
でも私は彼を好きだったよりも、私のことを好きだった彼のことを好きだった。

「会いたい」「大丈夫?」「今日も楽しかったよ」日々欠かさずたくさんの抱えきれない愛情をくれて、その愛情を受け取ってきたし、当たり前だと思っていた。もちろんケチなところやケチなところや(笑)こうやって話合わないで別れを告げるようなメンヘラで自己完結型のところなど嫌いなところもたくさんあるけれど、それでも「まっ、いっか」って許せることは私にとっては物凄く大きなことだった。でも彼氏や夫ではない友達としては彼は力不足だ。(笑)
もっと面白くて愉快で元気で可愛い女友達が私にはたくさんいるし、私を好きではない彼のことを私は決して好きではない。そんなことに気付いた。

 彼と別れて新しい男の人と4人会った。
全員、一緒に働くなら良い人だなって思う。
有名企業に勤め、やりがいを持って仕事をして、家族関係にも恵まれ私と一緒で別に何の不満もない生活。周りが結婚しているからした方が良いんだなという令和では薄まりながらも若干の「圧力」に負けて今ここにいるのが手にとって分かる。なんでかってそれが私だから。
人を必要とする力、踏み込んでいく力、清潔感、相手のためを思っての行動がお互いない。
歩幅も合わせてくれない、店員も呼んでくれない、待ち合わせについても連絡くれない、会話をしていても反応が薄い…合わない、どうして私の思う当たり前が目の前にいるあなた達はできないんだろうって腹立たしくも思ってくる。わかってる。そりゃそうだ他人なんだから。でもそうすると、その度に元彼を思い出して辛くなるからお願いだから当たり前の行動をして欲しいと願うのはわがままでしょうか。彼女が絶対に欲しいという熱望と私を好きだと思う気持ち、大事にしてくれた愛。莫大だった。わかってる、私は絶対に幸せになれるし元カレよりも良い人なんて山ほどいる。
でも、それでも、足りない部分や惜しい部分も愛しいと思える人って本当にいるのだろうか。
人生に霧がかかって霞んで見える日々。
晴れさせるには、悲しいけど自分の力しかないかな