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違う言語で会話する

ヨーロッパを旅していていいなと思ったこと。例えばフランス、スペイン、イタリアの言葉はラテン語系で、同じ種類の言語なので、お互いがお互いの母国語を話すことで、会話が成立します。フランス人がフランス語で話すとそれに対してイタリア人はイタリア語で答える。でもお互いの意思疎通はちゃんと成立していて楽しく会話が出来る!

こういうのは母国語が同じ種類だから可能なんだと思っていましたが、よく観察してみると、異種の言語でも成立している!イギリス人の旦那さんが英語で話しかけ、日本人の奥さんが日本語で返している。ポイントはお互いの言語への知識がある程度はあること、そしてリスニングがほぼ完ぺきに出来ること。リスニングさえ出来れば、話すのは母国語の方が楽ですものね。

そう!言葉の根本はやはりリスニングなのです。英語のリスニングが出来れば、相手が日本語がわからなくても、ある程度の会話は出来ます。海外でショッピングするときに、下手な英語をしどろもどろに話すより、日本語で元気に「これください!」と言った方がちゃんと通じます。相手の英語が聞き取れれば、ほぼ困ることはないはずです。

英語を話すとなった途端、大声になり、なぜか威圧的になり、こちらの言うことは聴かず、ジャパニーズイングリッシュで間違った文法で思い込みの英単語を叫びまくるのは、会話とはいえません。また、まだ日本語でもよく知らない人と会話したいと思うことがない幼い子供に、英語の会話を強要するのも、やっぱり違うと感じます。まずは聴くこと、inputすること。自分が聞けるようになり、相手も日本語が聞ければ、お互い母国語の楽しい会話だって楽しむことができるのです♪

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