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蓋を開ける

今日も本を読んだ。
昨日より内容が難しく、かつジャンルの違うものを読み始めたため、進みは遅い。しかし、2日連続で本を読んだ自分を褒めてあげたい。

読み始めたのは斎藤幸平の『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』という本。
購入のきっかけは、簡単に言うと昨日のカラフル同様に推しの影響だ。

もう少し詳しく説明すると、今年、JFMが開催していたアースデイ関連イベントで「From INI」というグローバルアイドルグループINIがやっているラジオ番組にゲストとして斎藤幸平が出演しており、その際にこの本を最新著書として紹介していたのに興味を持ったからだ。

人新世の資本論で卒論を書いた私にとって、推しと親しみのある?著者がラジオ内で会話しているのはたまらなかった。

そんなことはさておき、今日読んだことについて。
本の内容は、現場を知らないと言われがちなことを気にして斎藤幸平が様々なことに挑戦するというものだった。
内容に対する感想がないことはないが、今、一番考えているのはこれまで自分がやってきたことについて。

わたしは一時期、フェアトレードに魅了され、大学3年から1年半弱、コロナ禍の大阪でフェアトレード関連の仕事をしていた。
魅了されたのは過去のことであり、今となってはフェアトレードと無縁の生活を送っている。
地球のことを考えたとき、正しいのは昔の生活スタイルだと思う。
しかし、マニュアルに従い何も考えずに生きている今が楽でしょうがないのだ。

資本主義について、地球について、少々精神が参った状態で大阪から地元に帰ってきたため臭い物に蓋をするような状態になっていた自分の考えを、この本を通して再度見つめ直せればいいな。

さっき久しぶりに大阪時代の同僚のSNSを見たら、うへぇとなった。
感覚でしかないけれど、再度自分を見つめ直したとき、自分はこの人達と違う考えに行きつく気がする。

急に転職の話をするけれど、転職するならば地球や環境関連の仕事もいいなあと思うのだ。
資本主義にどっぷり使っている今でも、本当にやりたい仕事はそういう仕事なんだと思う。たぶん。

まあ、とりあえず明日からも本を読み続けてみよう。

今日はここまで。


おわり。

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