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レインボータイム🌈

久しぶりに書きたいことができた。

noteを開いたら前回の投稿が3ヶ月前でびっくり。
文章を書いていない自覚はあったから、そんなものか。

そういえば前回書いていたのはまだ寒い時期だったなあ。
梅雨で湿気が多く暑い今とは大違い。

書きたかったのは今日私に起きた出来事。
なんと、数年ぶりに本を一冊読み切ったのだ。
普段から本を読む人には信じられないだろうけど、
私には数年に一回こういうことが起きる。
このタイミングが訪れたとき、マリオカートのレインボータイムみたいでなんだか楽しいんだよね。
この表現があっているのかわからないけれど。笑

読んだのは森絵都の『カラフル』。
購入したきっかけはとても単純で、推しが読んでいたから。
少し前からレインボータイムが訪れる予感がしていて、その時が来たら読もうと思っていたから本当によかった。
こういう急な事態(?)に備えて読まなくても本はストックしておくべきだ。

とても読みやすい本で、久しぶりに本を読む私に優しい本だった。
推しと同じグループのメンバーもこの本を読んだらしく、読んだ後の感想が「友達っていいな」だったそう。
うーん、私はそう思わなかったな。笑
その感想もわかるのだけれど、そのメンバーの性格を考えると私よりも陽キャだからこその感想な気がする。

私の印象に残ったのは、人は誰しもある程度他人のことを型にはめて見ているということ。
知っていはいたけれど、こうして「本」の中で言及されているのを見ると改めてそれな~!ってなる。

またアイドルの話するんだけどさ、私が人生において最も型にはめて見ているのがアイドルなんだよなあ、、
アイドルって、偶像なんですよ。アイドルという人間がやることを事務所ができるだけ大衆的なものにして、カメラの前での発言を上手に編集したりして、オタクに届ける。そして消費者であるオタク、つまり私がそれをさらに自分の都合のいいように解釈して、推しという一つの偶像を創り上げているんです。
一般的な考え方じゃないけど、こう考えているオタクって私以外にもいると思う。

アイドル、友達、家族。
遠い存在から身近な存在まで、型にはめて見ているから他人の本質を理解していることって本当に少ないんだよな。

でもこれって悪いことじゃないし、むしろ自分が目にする全ての人の本質を理解していたら疲れてしょうがないと思う。
型にはめるのってすごく楽でいい方法。

そんなことを考えた一冊だったなあ。
カラフル、いい本だよ。この本を選んで読んでいた推しと推しグループのメンバーはセンスがいいな。さすがアーティスト。

もう少し日常的に本を読む自分をつくっていきたいんだよなあ。
読みたくてストックしてある本もあるし。
とりあえず、明日の自分に「今日もレインボータイムいけそう?」って聞いてみよう。

今日はここまで。


おわり。


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