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「息子の春休みは終わったのになぜかまだイライラする…」その原因を自己肯定感高めに分析してみた

うちの子の幼稚園はちょっと特殊で、まるで夏休みのように…大学生のように長期間の春休みがありました。
私は春休みが終わる日を指折り数え待っていました。春休みが終われば日中はひとりになれる時間があって私の気持ちはスッキリするはず!!

そう思っていたのに、春休みが終わってもなぜだか全然スッキリしない。息子のちょっとしたことに対してのイライラは全然おさまらない。むしろイライラは若干強くなっている気さえするのです。なぜなのか…

そこで私は人生を変えてくれた言葉を胸に、自分を俯瞰して分析してみました。

『自分を大切な友人のように扱う』

根本裕幸『「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本』より

この言葉は自己肯定感ドン底女だった私の生き方をも変えたと言っても過言ではないほどに、それまでの私に大きな衝撃と感動と、安心をくれました。

結論として。

圧倒的な『ひとり時間=休息の不足』でした。
私がだらしがないからでも不真面目だからでもなんでもなく。

1ヶ月近かった春休みは
毎日のように朝から晩まで息子を気にかけていました。
スマホもパソコンも触りたがるのでこっそりとしか開けないから
息子が起きている限り自分のやりたいことは全てストップ。
息子を寝かしつける頃には自分も疲労困憊で
その後復活できずにそのまま就寝。
夫が帰るのは毎日23時過ぎなので毎日フルワンオペだけど
「専業主婦なんだからね」と自分を厳しく鼓舞する毎日。

夫が休みの土日祝はみんなでお出掛け。
息子が何故か夫に対してのみ風当たりが強い時期に入ってしまい
夫も疲労困憊なので「私ひとりでの休みがほしい」と言い出せず。

思えば最後のひとり時間は
私が花粉にやられて目が開かないので仕方なく留守番していた
3月末のたった1日のみ。

私は疲労が溜まってくるとひとりになりたくなるのです。
私は生きていく上で健やかな精神を保つために
『ひとり時間』が必須であるタイプの人間です。
ひとり時間が最大の休息なのです。

それなら私、どう考えてもひとり時間が明らかに足りていないじゃないか。

そして春休みが終わり現在やっと一日保育に戻りました。
息子が幼稚園に行っている間は『ひとり時間』です。
待ちに待ったこの時間…しかも平日毎日!!

なのに…
それでも息子に対して「イライラする」までのスパンが
全然縮まらないのです。

そりゃそうだよ私。
それをもってしてもまだまだ全然足りないくらいに『疲労』と『やりたいこと』が溜まりすぎているからだ!!
そこにこの期間で新たに生まれた「こんなに時間ができたのに全然足りない」という不完全燃焼感がイライラに追い打ちをかけているということなのではないか?

「 圧倒的な『ひとり時間という休息』不足だよ私。
  焦ってもどうしようもない。
  不足感が埋まってくるのを丁寧に感じながら
  感覚が戻ってくるのを待つしかないんじゃないかな。 
  そして次回の長期休みはしっかり休息の時間を確保しような。 」

そうやって私は問題に対しひとまず答えを出しました。

ここまでの話
「わざわざなにをそんな…当たり前のことでしょう」となる方々のほうが
世の中では多数派なのでしょうか。

もしそうだとしても以前までの私にとっては違ったのです。
以前ならば「こんなことになるのは弱くて愚かでだらしのない自分のせいだ」と自分を責め潰し、最低限の暮らしを送るための気力すら自ら失くしてしまうのが常でした。

しかし『自分を俯瞰して眺めながら思いやってあげる』という自分を大切にする方法を知っている今、こんなふうに自分を責めることなく冷静に分析し、ありのままを認めて自分を休ませてやれるようになったのです。

我ながらものすごく良くなったと感じています。
自分を守れていると感じます。
ちゃんと自分が自分の味方である感覚があります。

子育てに向き合う上で『自分が自分の味方であること』と『そんな自分をなによりも大切にすること』がメンタルのベースとして絶対必須であることを私は身をもって知りました。
「自分を大切にして味方になってやりたい」と目覚めたのは息子が1歳9ヶ月の頃なので、まだ3年も経っていません。

なのでまだまだ以前の自分の生き方にに引っ張られることも多い日々ですが、今までよりも世界が本当に明るく感じます。

この感覚を大切に、なるべく離れないように
今はもう少し休んでみようと思っています。



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