キャンプで寿司を振る舞ってみてわかったこと
キャンプで寿司を振る舞ってみて、
寿司文化にはまだまだ大きな発展性がある
せっかく寿司キャンプをするなら地元の魚を楽しみたいけど、情報が手に入らなくて苦労した
人を幸せにできると、それ以上に自分も幸せになれる
ということを発見しました。
そう感じた経緯や、その他の発見などを綴ってみます。
やってみたこと
築地にある寿司日本橋すし教室の1日レッスンに行き、握りと細巻きの基礎を学んでみた。
2022年に3回、キャンプで寿司を振る舞ってみた。
家でも何回か振る舞ってみた。
発見① 寿司文化にはまだまだ大きな発展性がある
💡寿司キャンプは地元の新鮮な魚を楽しむ動機になる
寿司にする魚はできるだけ新鮮なものがいいので、”せっかくなら地元で獲れた魚を使いたいよね”という流れになりました。
そこでキャンプ場付近の、
スーパーで買った地場産の魚を寿司にする
釣り堀で釣った魚を寿司にする
海辺で釣った魚を寿司にする
をやってみると、まあ美味い!
自分はそれまで、キャンプ食材はつい道中のイオンなどで調達しがちだったのですが、新鮮なうちに食べる魚は美味しいし、その地域の経済にも貢献できるので気分が良かったです。
ただし、どこで地元の魚が買えるのかや、釣りスポットの情報は仕入れるのにかなり苦労しました。(後述)
💡食べて美味しい! 振る舞って楽しい! 握るほどに上手くなる!
寿司を学んで振る舞ってみて実感したことは、
寿司は仕込みまでが9割
握るだけなら、大概の人であれば練習すればできる
ということです。
本職のお寿司屋さんのように
食材を調達する
仕込みをする
お客様のご要望に応えながら寿司を振る舞う
の全て極めようと思えばもちろん奥が深い世界だと思いますが、決まった食材を握って振る舞うだけなら、それらしいことは誰でもできると思います。
私たちが受講した寿司レッスンは実質2時間程度でしたが、師匠の教え方が非常に上手なこともあり、握りと細巻きの方法はしっかり覚えられました。
同じレッスンを受けた知人も、「何度か握っていると早く綺麗に握れるようになってきた」と言っていました。
💡寿司は健康的な食事として注目されている
寿司について調べていてわかったことなのですが、寿司は海外で健康的な食事だと注目されています。
例えばイギリスのフードメディアBBC Good Foodは、Is sushi healthy?という記事で、"it's fair to say that sushi is considerably healthy. -寿司はかなり健康的と言えるだろう- "と評価しています。
(ただし同時に、醤油やマヨネーズの過度な使用や、細菌や水銀への注意もされています。)
発見② せっかく寿司キャンプをするなら地元の魚を楽しみたいけど、情報が得られなくて苦労した
🧐地元の魚や肉はどこで売ってるの? 道の駅の直産市には売っていなかった!
地元食材の買い出しに行ってくれたのは別のキャンプメンバーなのですが、地元の肉や魚がどこに売っているのかの情報がなかなか得られず苦労していました。
▼買い物の流れ
メンバーが事前に探してくれた、漁港と併設されたお店に行ってみる。
→干物や冷凍品ばかりで、寿司ネタにできそうな魚がなく断念。地元野菜も買いがてら、道の駅にある直産市に行ってみる
→肉や魚が売っておらず、断念。道の駅の方に地元の肉や刺身が買える場所を聞き、教えてもらった大型スーパーに行ってみる
→入手できた!
”何も考えず、道の駅にさえ行けば野菜も肉も魚も手に入る”が理想だなぁと思いますね。
🧐良い釣りスポットはどこ? 釣り初心者にはハードルが高い。。
釣った魚をキャンプで食べてみたいと思い、付近で釣りを試みたのですが、釣りスポットや釣果の情報がインターネットでなかなか見つけられず、どこで何を狙えるのかがわかりませんでした。
そこでメンバーがキャンプ前日に現地へ行き、付近の釣具屋さんや釣り人に聞いて回ってくれたおかげで、当日はすぐに釣りを始められ、釣果もすぐに得られました
そうでもしないと情報が入手できないとなると、釣りキャンプは初心者にとってハードルが高いなと思いますね。
発見③ 人を幸せにできると、それ以上に自分も幸せになれる
▼ここで飯テロ
自分が握った寿司を人が面白く見てくれて、美味しそうに食べてくれるのってすごく嬉しいんですよね。喜んでもらえることがモチベーションになって、もっと楽しんでもらえるよう工夫してみようと思う。そして実践を繰り返すうちに、気づいたら上達している。
”してあげたい”が満たされるって、”してもらう”とか”手にいれる”よりもずっと幸せなことなのかなぁ、と感じました。
でも、誰かに何かを”してあげる”ができるときって、自分の気持ちに余裕があるときだと思うんですよね。自分のことでいっぱいいっぱいだと、”欲しい"が勝ると思うので。
自分の気持ちに余裕を持つ
→誰かのために”してあげられる”
→幸福感やスキルが得られる
→もっと上手く”してあげられる”
これがいいサイクルなのだとしたら、自分の気持ちに余裕を持つことが幸福への始まりなのかもしれない。
最後に
誰かに何かを”してあげる”というのは自分のためにすることなので、
相手の都合を優先する(家族の合意なしに庭でバーベキューを始めたりとかしない)
見返りを求めない(「せっかくやってあげたのに」とか思っても言わない)
の精神は忘れずにいたいですね。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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