【エッセイ(ミニ)】親子
8月のある飲食店。
仲の良さそうな親子連れのお客様がいました。
40代(に見える)お父さんと4〜5歳くらいの男の子。
男の子はおしゃべりで
以前に母親と来たことがあるようで
お店の中に何がどこにあるとか、
お水も頼まないと、とか
細かく気がつく子です笑。
お父さんは大きな声で子供に話しかけるのですが(たぶん地声がもともと大きい?)
大きな声を出すと喉がかれるよ、と男の子。
大丈夫とお父さんは言いますが
昨日飲み過ぎたからかれるんだよと言われ笑、
うるせーなーと父笑。
奥さんとおばあちゃんは買い物の途中らしくふたりで先にお店で待っていたようで
店内は静かだったので会話が聞こえてきたのですが
お父さんは子供にたいして
子供言葉を使わず、
子供扱いもしていません。
一人前の人として会話をしていました。
父は
オマエ、ゆっくり食べろよー
と言いつつ
子供が料理で
手を汚さないよう、
やけどをしないよう、
気をつけています。
子は我儘を言うと注意されますが
姿勢正しく席に座って食べていました。
どんな教育方針かはわかりませんが
自分の意見を聞いてもらって
幼い頃から一人前の人として
接してもらえる男の子。
どんな青年に成長してゆくのでしょうね〜。
なんだか楽しみだなあ。
(もう会わないと思うけど笑。)
男の子が父ちゃんと呼んでるのが可愛かった。
父ちゃんは時々
アニメの話?で登場人物らしいキャラのモノマネをしてました笑。
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