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80歳の両親にAmazonの新規登録方法を電話で教える方法

コロナ禍でStay Homeが要請され、街の人出が減らない報道が盛んに流されていますが、連休を家で過ごす人の数が増えているのも確かだと思います。

その様な中、80歳になる実家の両親とは電話でしかコミュニケーションを取らない日々が続いています。その両親が、Amazonで買い物や電子本(Kindle本)を読むことにチャレンジしてみたいということで電話でやり方を教えました。

この記事を読まれている方にとっては何気ないことでも、電話で教えるには意外なハードルがありました。同じ様なことがあった場合の参考にしていただければ幸いです。

事前の基礎知識半角と全角の入力モード確認

スマホとメールアドレスは持っている前提ですが、意外と引っ掛かるのは、アルファベットに半角全角と大文字小文字の区別があることとこの切り替え方を確認しておくと後がスムーズです。

これは使っているキーボードによって違いますので、以下の様に確認します。

半澤「スマホの画面に文字を入力して検索する画面があるはずだがこれはわかる?」

母「Gというのが書いてあって空白があるやつ?」

半澤「そうそう、そこを使ってまずは練習してみよう。指で空白を触ると下にキーボードが出てくるはずなのでやってみて」

母「出てきた。アルファベットが一杯並んでいる。」

半澤「まずはここでAを打ってみて」

母「“あ”と出てきた。」

半澤「OK これが日本語モードとか全角モードという、日本語を入力する時に使うキーボードだよ、次にキーボードの左下に“あ”とか“A”とか“1”とかが書いているボタンはない?」

母「あるある」

半澤「このボタンを押すと入力できる文字の種類が変更できる。今日本語モードなので、そのボタンを一回押すとアルファベット入力や半角文字入力モードや数字モードになることを覚えておいて」

半澤「次に画面の切り替え方を教えるね。今の画面はGoogle検索画面なので、下の丸いボタンを押すと始めの画面に戻るはず。」

母「戻った。」

半澤「次にメールをたちあげてみて、Googleのメール使っているよね。」

母「これはいつもやっている。立ち上げたよ。」

半澤「何でも良いので自分に届いたメールを開いて自分宛のアドレス部分を指で長押ししてみて、コピーという文字が現れるはず。そしたらコピーを押してみて。」

母「できた。」

半澤「それではGoogleの検索画面に戻るので、下の四角いボタンを押すとGoogle検索やメールの画面が出てくるはずなので、Google検索画面に戻ってみて」

母「できた。」

Amazonのサイトの登録

半澤「それではGoogleからAmazonに行こう。検索画面にAmazonと打ってみて、おそらく日本語モードのままAを打つと予測変換でAmazonと出てきるよ。」

母「Amazonと打ったら下に検索結果が出てきた。」

半澤「どこからでも登録できるが、それではKindle本から入ってみよう。Kindle本と書いてある部分を押してみて、AmazonのホームページのKindle本のコーナーに行くはず。」

母「Amazonのホームページで本がたくさん出てきた。」

半澤「無料本の購入と会員登録を同時に行おう。無料本というボタンをクリックすると無料本が出てくるので、購入しようとしてみて。買えないから安心して大丈夫」

母「ログインして下さいと出てきた。」

半澤「ログインの下に新規会員登録というボタンがあるはずなのでこのボタンを押してみて」

母「押したら、登録画面が出てきた。名前とフリガナとかメールアドレスとか出てきた。」

半澤「名前とフリガナは日本語でOK、苗字だけでも大丈夫だが、氏名を書いておけば良い。日本語モードで入力して。」

母「入力できた。」

半澤「次にメールアドレスとパスワードの入力のはずだが、メールアドレスの枠を長押ししてみて、そこでペーストや貼り付けと出てくるはず。先程コピーしておいたメールアドレスが貼り付けられる。」

母「貼り付けられた。パスワードは適当で良い?」

半澤「6文字以上の半角で自分で決めてね。」

母「何とかコードを入力してくれと出てきた。」

半澤「メールでその何とかコードが送られているはず。先程教えた様に四角いボタンでメールを開いて番号をメモしたらまたAmazonに戻ってきて」

母「メールが来ていた。番号もメモしてAmazonに入力した。電話番号を入力するか聞かれたが。」

半澤「電話は今入力しても後でも良い。買い物するには住所やクレジットカード番号の入力もやっておけるが、登録はこれで完了なので、まずは色々いじってみたら良い。買い物のやり方や有料の電子本の読み方はまた後で教える。電子本はブラウザで読むを選択しておけば無料本をいつでも読めるよ。」

大きなハードル

会員登録はスムーズにできましたが、タブレットやPCでもログインしようとしたり、実際に買い物しようとしたりした場合に大きなハードルが待ち受けていました。

「画面に表示されている文字を入力してください。」という読みにくいアルファベットや数字を入力させられる場合と
登録メールにメールが送られてきて承認する場合があるようです。

前者は10回以上トライしたが、うまくいかず、後者は時間制限が意外と短いのですぐにタイムオーバーになり、なかなかうまくいかないとのこと。

これらは電話ではうまくフォローできず、Skypeを使ってフォローしましたが結局諦めました。コロナが収まって、帰省できる様になったらフォローしていきたいと思います。

最後に

応用編で戸惑いましたが、いつも使っているスマホ限定にすれば、Amazonの会員登録自体は80歳でも電話のフォローだけで行うことができました。今度は、下記のページに入ってもらい、念願のKindle読み放題サービスに加入することをフォローしたいです。

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