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ネットワークの進化とLAN


前回の記事では、LAN構造を理解した上で社内ネットワークを構築できる人材というのは、今後ますます貴重になってくる。そして、社内ネットワーク構築に予算をさけない中小企業こそ、そういう人材を求めている。というところで締めました。

現在、私たちが当たり前のように使用しているPCやスマートフォンなどの通信端末で行われている、電子メールやWebサイトの閲覧、SNSでのコミュニケーション、動画視聴、ライブ配信、オンランゲーム、ネットショッピング、オンライン決済といったこともすべてネットワークでつながっているから行えるのだ。

これらは、世界と我々を結ぶものだが、社内のような小さなコミュニティーにおいても、こうしたネットワークは必要不可欠なのだ。
では、社内において頻繁に行われるネットワーク通信といえば何があるだろうか?

それはおそらく電子データ通信のやり取りだろうと思う。
それは現在、業務報告書、決算書、出勤簿、給料明細など、もう全てと言っても過言でないくらい、紙ベースではなく電子データベースで管理されているからだ。

かつて、コンピューターでのデータのやり取りは、フロッピーディスク(FD)などを使い人の手によって移動していた。

印刷するにしても、プリンタと接続されているPCまでデータ(FD)を運んでいかなければいけなかったんだ。
その当時は社内のプリンターに繋がれた専用のPCの前で順番待ちしたりしていたんだぞ。(笑)とても無駄な時間だ。

よって、紙で管理されているものもあれば、電子データとして管理するものもあり、その場その場で臨機応変に対応してきた。

しかし、そんな面倒を払拭してくれたのがLANだ。

このLAN(local area networkの略)は、わざわざそんなことをしなくても、それぞれのPCとプリンタ、またはコンピュター同士が繋がれるように実現してくれたんだ。

つまり、ケーブルを使いそれぞれ個々のPCから、データや1台のプリンタを共有できるようになった。

だから現代では、業務においてペーパレス化が進み、当然のように電子データでやり取りできる。
こんな光景も多くの技術者によって、より便利に開発されてきた結果なんだな。

しかし、どうだろう?
世界の技術的にできるようになったからといって、御社では実際ペーパレス化はなされただろうか?実際は、データを紙に印刷して、記入して、押印して、またデータに戻すなんて、以前より面倒なことになっていないか?

そんなことは、ネットワーク構造を理解している社員が1人でもいれば解決できるのだが、あなたはそれを解決しようとは思わないか?

次回は、社内や家庭内だけでなく遠く離れた広い範囲でのネットワークを可能にしたWANについて説明するぞ。

※この関連記事は少しづつ更新されていくが、そんなの待てない。早く教えろ!と手っ取り早く学びたい方は、こちらを参考に学習するのがいいだろう。


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