6月11日、ハタヨーガ2番勝負その1@横浜

6月11日と7月17日の16:30〜19:30 横浜の某所で久しぶりのヨガワークショップをやります。

今度のワークショップで扱う呼吸法は主に4つ。3つの高速呼吸とアヌローマヴィローマ。完全呼吸法は2回目にまわし、ウジャイは呼吸法とプラーナヤーマの分岐を確かめる重要な呼吸法ではあるけど、それはアヌローマヴィローマの5段階のステップにも組み込まれているのでその分岐に関してはそこで解説する。
アヌローマヴィローマにはプラーナヤーマの全てがあると云っても過言ではなくて、けっきょくのところこのテクニックが極まらないと、大半のアーサナ(ポーズ)は成立しなくなる。形だけがいくら綺麗に作れても、なぜそのポーズをする必要があったのか?という中身が入らなくなるのだ。

とはいえ、別にアヌローマヴィローマに何年も掛かるとかそういう話ではない。インドで学んだ初期の頃は、単純に吸うと吐くをコントロールする事だけに1年は集中しろと言われたが、あいにく我々はヨガに生活や人生の全てを捧げている訳ではない。また、俺のワークショップはそんな奇特なヒマ人を想定してもいない。一段階ずつ歩みを重ねていくのではなく、全てのステップを同時に嵩上げしていく。少なくとも俺の考えるヨガはそのやり方を前提にしている。だから初心者も超上級者も同じ事で、誰もが同じ事をやりながら同じだけ進んでいける。素晴らしくない?

ともあれ、特に1回目に関しては、インドで古来(つっても数百年だけど)から云われてきた原型の『ハタ・ヨーガ』がどういうものなのか?その仕組みや理屈がこの3時間で掴めるようにする。ヨガの基本は

「自分でコントロールできる急所を摘んで、それでデカいものをコントロールする」

という事だ。よくウパニシャッドの「馬の手綱の例え)が引き合いに出されるが、あれは別に自分の心や感覚器官だけの話ではない。自分の握る手綱が急所さえ捉えていれば、無限にデカいものをコントロールし親和する事ができると。その結果としてあるのが

「ブラフマンとの合一」

みたいな話だ。

そんな訳で、今回も3時間でハタヨガの急所をつかむ。それだけあれば充分だ。ハタヨーガを手中にできる。後はおうちに帰ってからその急所を離さず自分の好きなようにポーズやメニューを組み合わせて作ればいい。

俺のもうひとつのワークショップにおけるモットーは

「1回受けてわかったらもう2度と来なくても大丈夫」

なように教える事だ。もったいつけたりアドバンスを想定したりはしない。この1度の機会(今回は2回に分かれてるけど)に持ってるもの知ってる事全てを吐きだす。時間がなかったらアフターで絞り出す。だから、初心者だろうともう何も新しく知るものも無いだろうと思ってるベテランだろうと何も考えず来ればいい。

おそらく、誰もが思ってるハタヨガとは全然違うから、新しい(本当は古い)ヨガを覗くというつもりで来るといいよ。

お問い合わせは

ashtangayokohama@gmail.com

まで。詳しい場所等を教えてくれます。

(※画像は以前のイタリアのヨガフェスのもの)


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