【病院事務長がやって来た】
12月26日は、忙しかった。
朝から前述した加害者加入の保険会社を見つけたり、引っ越し先をお願いしたりと大変だった。
Panasonic Homesの小野寺さんから連絡が来て、「日本テンポラリーハウスに連絡するなら本日ですと14時以降お電話大丈夫との事です。年内年始休暇は12/27〜1/3となります。」とのことだった。
日本テンポラリーハウス担当さんに連絡を取ると親切丁寧に教えてくれた。
教えて頂いた物件は、URだった。
車椅子住宅ではないが室内はフラットだろうとおっしゃった。
間取り図を見ると不安な箇所はトイレだった。
我が家のトイレは、扉を開けると正面が便座になる。
僕は、正面から抱えてもらうので便座に座らせてもらいやすいが、URの間取り図を見ると、扉を開けると便座が横向きになっていて座らせにくいのだ。
これだけがとても気になっていた。
それから、入居するに当たって書類と言うハードルと時間と言うハードルがあった。
また、入院中の為、妹に馬車馬のように動いてもらう事になる。
申し訳ない。
時間のハードルとは、空いてる部屋をキープできないことだ。
内覧して良ければ1週間以内に仮契約、10日以内に契約をしなくてはならなかった。
部屋探しは、明日から年末年始の休暇と言う事で、年明けから始動する事になった。
日本テンポラリーハウス担当さんの電話が終わると、病院の事務長が僕に会いに来た。
内容は、5階回復期病棟に移動する日程についての話だった。
本来は、2階病棟と4階病棟を合わせて2か月間居られ、5階病棟は3か月居られるはずだった。
計算すると1月7日まで4階に居られるはずだった。
事務長の話はこうだった。
年末年始は、救急入院する患者が入ってくる可能性があり1月7日まで、5階のベッドを確保することが難しいので、12月28日に5階に移って頂けないかとお願いされた。
この病院に居られる日数が、10日ぐらい早まることになる。
でもしょうがない。4階の生活も後2日か・・・
そう言えば、ナースの泉ちゃんが前日の夜勤時に、明日から3泊で京都に旅行に行くと言っていた。
帰ってきたらお土産話をいっぱい聞かせてくれる約束をしたっけ。
土産話が聞けないのは残念だなーと、ふと思った。
つづく
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