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詩「Cosmology」
一歩
また一歩と
私は高い処へ登る
吸い込まれるような音の深みのその奥に
広大な宇宙が秘められている
私の小さな肉体が
貴い力学的関係の中に放り出されることがある
前途にこんなにも涼しい風が吹いているとは
思ってもみないことだった
どこにいても道しるべを見つけることができた
星々の繰りひろげる感謝の祭典は
充実した緊張へと私を導く
目指す頂がどんなに遠くても歩いてゆける
この世の中は余りにも
美しいものに満ちている
拾い集めた論理の破片は無上の歓びに似ている
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