生々しい娯楽に触れにくくなってきた

実は書籍を販売しているのですが、三月中は送料無料にすることにしました。
生々しい娯楽に触れにくくなってきた今、生々しい力を持っていると思ったからです。
よかったら。

行く予定だったライブは軒並みキャンセル。眉村ちあきもカネコアヤノも三四郎も。でもみんなそれに真摯に対応していて、それを伝える言葉と、伝えた後の行動にとても好感を覚えました。やっぱり推せる。三四郎のオールナイトニッポンでイベントが決まったとき、それからそのチケットが売り切れたとき、ぼくも当たり前のようにうれしかったのですが、三四郎の二人が本当にうれしそうにしていて、余計にうれしくなったのを覚えています。だからこのキャンセルは二人にとってとても辛いものであるのがよくわかります。カネコアヤノも眉村ちあきもそうです。そこに喜びがあるから、余計にそれは辛いものでしょう。それでも潰れずにそれぞれの魅力的な姿を見せることはとてもかっこよく、好きな人のことをやっぱり好きな人だなあと思う気持ちです。

それでもやっぱり生で何かに触れるあの感じは、代え難く、それは生きる上でとても重要なものだと思います。そういう生々しさを体感できる、家にいながらでも、たった一人でも体感できるのが、ラジオであり、漫画であり、ゲームであり、そして本だと思うのです。

手前味噌ながらぼくの書く本は、生々しさを描けていると思うし、光を想像することについて描いていると思うので、こんな時こそ枕元に置いてくれたらうれしいなと思うのです。思ってばかりですね。

企図や作為から自由なぼくの小説や詩は、自分自身安らげるものでもあります。昨日読み終わった小説が作為に溢れていて、あまり面白くなかったので余計に思う。

「カモの飛び方を知ってる?」という小説と「道路の少年」という詩集の二点を販売中です。

noteに載せた紹介文も併せて載せておきます~~。

4月はオーストラリア行きたいし、5月はローリンヒルを観たいし、早く収束するといいなあ。必要最低限のこと以外には祈ることしかできない。祈るようにまた本を書き上げ、出したいと思います。以前、noteで連載していた「ウラジオ日記」も近日中に書籍化する予定なのでよかったら。


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