すてきなホリデイ

こたつを出してからなんにもできない。部屋はどんどん散らかっていくし、台所には洗い物が溜まっている。

寒さが目立ってきてから、体調がすこぶるよくて、よく食べて、よく飲み、よく遊んで、よく寝た。その時もすでにこたつは出していたのだから、こたつの所為にしているだけで、単に体調が優れないのかもしれない。

ぼくはクリスマスが大好きで、クリスマスソングを働いているお店のプレイリストの中に混ぜこんだ。でもプレイリストの曲数が多すぎて、クリスマスソングがあまり聞こえてこない。

一番好きなクリスマスソングはジャクソン５

トムウェイツも歌詞読むと泣ける

（コメント欄にある「everyone laughing, but this song always brings a tear to my eye」っていい。）

人の悪意みたいなものを感じると、すぐに中ってしまう。

居酒屋の会話の中で、愚痴や悪口の含有量が増えている気がする。それは心に余裕がないからで、つまりはお金に余裕がないからで、つまりは景気が悪いからということなのかもしれない。

でも愚痴くらい言わせてくれよって気持ちもよくわかる。

よくわかるなんてことはない。他人のことなんてわかるはずがない。わかったふりくらいならできるけど。

夢を見た。空にいくつもの光が列をなして飛んでいる。それは空襲だ。ぼくと友だちは走って逃げた。とりあえず屋根のある建物の中へ避難する。窓は大きく外の様子が見える。日本軍が戦っている。死にたくないから応援している自分と、勝ってしまえば「もっといける」と戦争が加速することをわかっているから負けてくれと願う自分がいる。やっぱりそうじゃないか。戦争はスポーツで、スポーツは戦争だ。

M-1グランプリで、友だちに激推ししていたミルクボーイが優勝した。うれしい。

ぺこぱで泣くくらい笑った。笑けずりの頃から面白いけど、圧倒的に面白くなっていた。ちゃんと面白く、ネタが洗練されていったところで、評価がついてくるのが一番の理想だから、ぺこぱがここで売れるのはとてもいいと思った。ミルクボーイも。

その後、東葛スポーツを観た。前回の方が面白かった。ただやっぱり最高の劇団。

クリスマスは今年もやってきたけど、悲しかった出来事を消し去ってはくれるだろうか。