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何度でも読み返したいnote4

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何度でも読み返したいnoteの備忘録です。 こちらの4も記事が100本集まったので、5を作りました。
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#日々のこと

共感することと、尊重すること──多様性の時代にむけた私のアプローチ

私にとって「共感と尊重」はとても大切なものだ。親友の言葉に触れて、それを再認識し、あいまいさを受け入れることの重要性にも気づいた話。 「共感」と「尊重」 しばらくnoteを書いていなかった。仕事が忙しく、家庭の都合もあるなか、友人とのやり取りも頻繁にあったためだ。 そんなある日、親友に言われた。 「ちなみちゃんは、共感してくれへんときとか、否定も肯定もせえへんときがあるけど、私の言うことはいつも尊重してくれるもんね」 さすが親友!と思わされたのはこちらのほうだった。

普通の木に擬態している桜を眺め、思う。

4.9 日 「散歩にでもいく?」  夫に誘われて、喜び勇んで出かける。オードリーのパーカーを着込んで出かけた。 「近所だもん、お化粧要らないよね?ね、ね、化粧してないってバレてる?バレてるかな?」  この2ヶ月間の夫は仕事が忙しく、休み無し、深夜帰宅、時々泊まりを繰り返していた。ここ最近は嫁もどこにあるか分からない夫の逆鱗に触れない様に(夫が疲れ切って居たので)、出来るだけ息を潜めて生きてきた。  その反動でか、ここぞとばかりにまとわりつく。少し迷惑そうだ。 「そうだ、

小さなことでくよくよしたい

くよくよしている。 本当に小さなことで、くよくよしている。 詳しい事情は割愛するけれど、小学三年生の息子が、悔し泣きしながら下校してきた。 話を聞くと、同級生から紙製の棒で頭をペシペシと叩かれることが頻繁にあり、やめて、と言ってもやめてもらえず、もういやだ、という気持ちが爆発したようだった。 かといって、相手の子のことが大嫌いかといえば、そういうわけでもないらしく、ペシペシ叩かれないときは、いっしょに話していて楽しくもあるんだという。 その話を聞いて考える。 わたしは、ど

なつかしい町がくれた勇気

今日の大阪は、朝からお天気がよかった。空は高く澄んでいて、さわやかさの塊みたいだった。 夫が娘たちの面倒を半日見ていてくれるというので、電車に乗って出かけてきた。ある町まで。 いつも買い物をするときはなんばか梅田。そのふたつの街を通り過ぎ、もうちょっと北上したところに目的地はある。 大阪メトロ御堂筋線は、大阪市内を南北に貫く地下鉄だ。途中から北大阪急行という路線が乗り入れていて、南から行くと、中津を過ぎたあたりでズババーッと地上に出る。窓の外を流れる景色がぐーんと広がる