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年初に決めた今年の目標、覚えていますか

何年も前から、いつもお正月に今年の目標や抱負を考えます。
だけど、その目標を見返すことは、ほとんどありません。
普段、すっかり忘れています。
そして年末になり、結局今年も何にもできなかったな、と振り返るのです。


私はそんなことを毎年繰り返しているため、2023年は日記の最初に書いてある「今年やってみたいこと🐇」を時々見るようにしていました。
簡単なリストを手帳にも書き、達成したものはチェックマークを記入するようにしました。

目標というと大げさで、達成できないと嫌になってしまう。
だから今年は、「今年やってみたいこと🐇」というタイトルにして、実現可能な小さなことをリストアップしていました。
どんどんチェックマークが増えていくのは、気持ちが良かった。


私にしてはめずらしく、2023年は、やりたかったことの多くを実行できました。
私の努力不足と時間管理ができていなかったために達成しなかった事は、ひとつ。
今、取り組んでいます。


20代、30代の頃の私は、常に次にやりたいことがありました。
仕事をしながら夜や休日に勉強をして、仕事を辞めて進学したり、憧れていた仕事に就いたり。
お正月にはそういった目標を立てて、達成できるように努力していました。

大人になってからも向上心を持ち、常に目標に向かって努力することは悪いことではないはずです。
だけど、世間一般でいう高学歴にはなったものの、収入が上がるわけでもないし、幸せにもならなかったです。
自分のメンタルを優先するとか、丁寧な暮らしをするとか、家族のことは考えていなかったからでしょうか。
自分の目標やキャリアを優先し、見て見ぬフリをしていた病気の家族の症状は知らぬ間に悪化し、やっと家族の病気と向き合おうと決めて間もなく、他界しました。


今年やってみたいとリストに書いたことは、難しいことは何もないです。
やろうと思えばできるのに、これまで優先しなかっただけ。
白鳥を見に行くとか、ブログを始めるとか(noteにしたけど)、親と過ごす時間を大切にするとか。
時間とお金を少し使い行動するだけで、できることばかり。

今年は、今しかできないことに使うお金はケチらない、と決めていました。

無職の間、収入がないだけではなく、生活費以外にも年金や住民税など、かなりお金が出ていきました。
自分で選んだこととはいえ、次の仕事が決まっていないのに、貯金がどんどん減っていくのはストレスでした。
だけど、生活に影響しない範囲で、季節の花を見に行くことや親と旅行へ行くこと、高齢の親戚に会いに行くことなど、今しかできないことを優先しました。

しばらく無職で社会に居場所や役割がなかったですし、転職活動もスムーズだったわけではありません。
だけど、振り返ると何となく満足しています。
そして大晦日の今日、後悔がない一年だったと思っています。


明日また、来年の目標を考えます。
そして、常に見返せる工夫をしたいと思います。

卯年の今年、うさぎのようにピョーンと飛躍はできなかったけど、ちょっとは飛び跳ねる準備ができました。
来年は、龍のように上へ登れるでしょうか。

皆さま、よいお年をお迎えください🎍

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